○　第１回コラム「楚国ステーション 第１回」　○

〜第一回開始〜 　　　金玉昼 　下町娘 金玉昼「はろーえぶりわん！ 　　　　まいねーむいず ごーるでんすふぃあでいず 　　　　はーわーゆー？」 下町娘「うわあ！　どどどどうしよう、 　　　　玉ちゃんが異人さんになっちゃったー！」 金玉昼「うるさいにゃー。 　　　　人がせっかく、海外からこの放送を見ている 　　　　皆様にご挨拶をしてるというのにー」 下町娘「えっ？　海外にも流れてるの、これ？」 金玉昼「えっ？　違うのかにゃ？」 奥にいるディレクターに確認する二人。 下町娘「国内だけだそうです。失礼しました」 金玉昼「グローバルな番組だとか言ってたくせに……」 下町娘「えーとですね、状況が全く分からない方も 　　　　いるかと思いますので、ご説明させて頂きます。 　　　　この放送は漢より禅譲を受けました楚国の、 　　　　色々な情報をお伝えする報道番組なのです」 金玉昼「楚国を取り巻く状況など真面目な内容から、 　　　　今が旬の観光スポットやお薦めのおかずまで、 　　　　バラエティ溢れる情報をお伝えしまひる」 下町娘「自己紹介が遅れました。 　　　　私、この番組の進行を勤めさせて頂きます、 　　　　下町娘と申します。よろしくどうぞ」 金玉昼「私はさっき自己紹介したにゃー」 下町娘「コホン、真面目にお願いします。 　　　　一応は楚国の首脳の一人なんですから」 金玉昼「特別解説員の金玉昼にゃー。 　　　　ま、てきとーによろしくにゃ」 下町娘「では、自己紹介も終わりましたので、 　　　　早速番組を進めていきたいと思います。 　　　　今回は、楚を含めた各国の情勢について。 　　　　まずは最新のニュースをお伝えします」 　『魏公・涼公、王を僭称』 下町娘「魏公と涼公が王を僭称致しました。 　　　　つい先頃、魏国政府と涼国政府の広報より 　　　　相次いで発表がありました。 　　　　魏国政府からは魏公曹操が魏王となった、 　　　　涼国政府からは涼公馬騰が涼王となった、 　　　　と伝えております。 　　　　しかしこれは楚皇帝の預かり知らぬ所であり、 　　　　どちらも皇帝の承認を得ていない、いわゆる 　　　　『僭称』であることが判明しております」 金玉昼「先日、炎公饗援が王に任じられたのだけど、 　　　　それを受けての僭称だと思うにゃー」 下町娘「楚国政府はこれに対し遺憾の意を表明、 　　　　両国に対し軍事的な制裁も辞さないとの 　　　　強硬な態度を明らかにしております」 金玉昼「楚国政府としては、魏国と涼国、ともに 　　　　以前から反乱勢力とみなしているにゃ。 　　　　現皇帝就任により態度を改め、臣下の礼を 　　　　とれば、また違った道もあっただろうに、 　　　　馬鹿なことをしでかしたものにゃ」 下町娘「なお、両国の王僭称に伴い、国内の爵位も 　　　　新たなものに改められたとのことです。 　　　　先ほど発表されました炎国の爵位も含め、 　　　　各国の爵位一覧をご覧ください」  ○　魏国爵位一覧 ○  ☆　文 官 爵 位　☆ 光禄勲 程立 大司農 鍾搖 衛尉 王朗 廷尉 華欽 尚書令 曹丕 太僕 曹植 太常 曹沖 光禄大夫 陳羣 中書令 賈駆 御史中丞 法正 執金吾 毛介 少府 黄月英 秘書令 蒋宛 侍中 魏諷 留府長史 賈逵 太学博士 武統 謁者僕射 燈芝 都尉 楊修 黄門侍郎 潘憲 太史令 徐貌 郎中 夏侯玄 従事中郎 滕胤 長史 王祥 司馬 辛毘 太楽令 王粛 大倉令 王凌 武倉令 孫乾 衛士令 桓範 主簿 陸凱 諌議大夫 周魴 侍郎 華表 中郎 歩質 　 　 　 　 ☆　武 官 爵 位　☆ 征東将軍 諸葛亮 征南将軍 夏侯惇 征西将軍 夏侯淵 征北将軍 関羽 鎮東将軍 曹仁 鎮南将軍 張遼 鎮西将軍 曹彰 鎮北将軍 韓遂 安西将軍 張飛 安南将軍 曹洪 安西将軍 徐晃 安北将軍 張哈 左将軍 周瑜 右将軍 呂蒙 前将軍 徐盛 後将軍 曹真 軍師将軍 曹叡 安国将軍 赫昭 破虜将軍 夏侯覇 討逆将軍 潘璋 威東将軍 夏侯尚 威南将軍 孫韶 威西将軍 丁奉 威北将軍 曹休 牙門将軍 賀斉 護軍 李通(万億) 偏将軍 梁習 裨将軍 母丘倹 忠義校尉 王基 昭信校尉 関平 儒林校尉 胡質 建議校尉 曹泰 奮威校尉 田豫 宣信校尉 劉封 破賊校尉 臧覇 武衛校尉 李通  ○　涼国爵位一覧 ○  ☆　文 官 爵 位　☆ 光禄勲 閻圃 大司農 王累 衛尉 王甫 廷尉 張魯 尚書令 尹賞 太僕 劉循 太常 馬遵 光禄大夫 中書令 楊松 御史中丞 楊柏 執金吾 少府 劉璋 秘書令 侍中 留府長史 太学博士 謁者僕射 都尉 黄門侍郎 太史令 郎中 従事中郎 長史 司馬 太楽令 大倉令 武倉令 衛士令 主簿 諌議大夫 侍郎 中郎 　 　 　 　 ☆　武 官 爵 位　☆ 征東将軍 馬超 征南将軍 程銀 征西将軍 馬雲緑 征北将軍 馬岱 鎮東将軍 馬休 鎮南将軍 馬鉄 鎮西将軍 庖徳 鎮北将軍 梁興 安西将軍 張任 安南将軍 朱然 安西将軍 李恢 安北将軍 馬忠 左将軍 胡遵 右将軍 呉班 前将軍 韓栄 後将軍 楊任 軍師将軍 侯選 安国将軍 李堪 破虜将軍 袁尚 討逆将軍 楊昂 威東将軍 冷苞 威南将軍 雷銅 威西将軍 傅トウ 威北将軍 謝旌 牙門将軍 韓瑛 護軍 韓瑤 偏将軍 韓其 裨将軍 韓瓊 忠義校尉 胡麗 昭信校尉 王双 儒林校尉 梁緒 建議校尉 張広 奮威校尉 馬承 宣信校尉 張盛 破賊校尉 張富 武衛校尉 馬秋  ○　炎国爵位一覧 ○  ☆　文 官 爵 位　☆ 光禄勲 櫂貌 大司農 琥昆 衛尉 費詩 廷尉 呂乂 尚書令 卞参 太僕 張松 太常 董和 光禄大夫 庖義 中書令 許靖 御史中丞 尹黙 執金吾 楊洪 少府 呂凱 秘書令 孟光 侍中 陳祗 留府長史 王離 太学博士 何祗 謁者僕射 王連 都尉 鄭咸 黄門侍郎 朶思大王 太史令 姜合 郎中 卞休 従事中郎 卞鉢 長史 卞禄 司馬 卞弐 太楽令 張著 大倉令 卞霊 武倉令 范彊 衛士令 帯来洞主 主簿 張裕 諌議大夫 張裔 侍郎 鄂煥 中郎 楊鋒 　 　 　 　 ☆　武 官 爵 位　☆ 征東将軍 饗嶺 征南将軍 孫尚香 征西将軍 鴻冥 征北将軍 櫂詮 鎮東将軍 陸遜 鎮南将軍 孫桓 鎮西将軍 趙雲 鎮北将軍 黄忠 安西将軍 卞壱 安南将軍 慧雲 安西将軍 柳隠 安北将軍 王平 左将軍 劉備 右将軍 卞呉 前将軍 全綜 後将軍 成公英 軍師将軍 呂岱 安国将軍 孟獲 破虜将軍 張嶷 討逆将軍 張翼 威東将軍 黄権 威南将軍 雍ガイ 威西将軍 成宜 威北将軍 兀突骨 牙門将軍 琥胡尚 護軍 琥胡選 偏将軍 劉［王貴］ 裨将軍 楊懐 忠義校尉 宗預 昭信校尉 陳式 儒林校尉 黄崇 建議校尉 全端 奮威校尉 張衛 宣信校尉 祝融 破賊校尉 費観 武衛校尉 張横 下町娘「次に表示しますのは、各国の人口、都市数、 　　　　兵数、武将数などを比較したデータベースです」 金玉昼「ちなみに、人口数と兵士数の数字は、 　　　　端数切捨ててキリのいい感じにしてるにゃ」 国名 君主 官爵 軍師 人口 都市 兵士 武将 楚 金旋 皇帝 金玉昼 240万 25 45万 177 魏 曹操 王 諸葛亮 120万 10 35万 114 炎 饗援 王 櫂貌 90万 8 30万 79 涼 馬騰 王 閻圃 45万 4 25万 47 下町娘「各部門とも楚国が他を圧倒してますね！」 金玉昼「うんにゃ。 　　　　兵士数での比較はそれほど差はないにゃ。 　　　　昨年末の軍縮で、楚の軍事的な優位性は 　　　　薄れてしまっていまひる」 下町娘「えっ、じゃ魏や涼と戦いになったら……」 金玉昼「苦戦するところも出るかもにゃー。 　　　　特に魏は、昨年の苦境から既に立ち直り 　　　　反抗の準備を着々と進めている様子……。 　　　　親族将軍や三張関徐（※１）の五大将がいて、 　　　　元呉の将ら（※２）も取り込んでいるにゃ。 　　　　諸葛亮の他、程立・賈駆、周瑜や法正など 　　　　策士と呼べる者たちもかなり揃っているし。 　　　　将の質においては、未だ全勢力一と言っても 　　　　過言ではないかもしれないにゃ」 （※１　張遼・張哈・張飛・関羽・徐晃） （※２　呂蒙・徐盛・潘璋・孫韶・賀斉など） 下町娘「魏国は要注意……ということですね。 　　　　では涼はどうでしょうか」 金玉昼「涼も、一体どこから連れてきたのか、 　　　　兵数は揃えているので、油断はできないにゃ。 　　　　ただ涼の場合、武辺者はそこそこいるけど 　　　　智謀の士がかなり寂しいにゃー」 下町娘「文官の爵位も空位が目立ってますね。 　　　　涼のことは炎に任せておけば大丈夫、と 　　　　考えてよいかもしれませんね」 金玉昼「炎……。うーん、確かに涼よりは強い。 　　　　蜀系、南蛮系、元呉系と将も色々いるし、 　　　　実力的には頼りになると思うけど……」 下町娘「けど？」 金玉昼「……いや、なんでもないにゃ。 　　　　以前から友好関係にあるし、今回、臣下の礼を 　　　　とっているのだから大丈夫だと思いまひる」 下町娘「そうですか、楚・炎の力を合わせれば、 　　　　魏・涼に勝てる、ということですね！」 金玉昼「ま、簡単ではないけどにゃ」 下町娘「それでは、今回最後になりますが、 　　　　現時点の武将の能力値一覧、アイテム一覧を 　　　　別表にて作成致しましたのでご覧ください」 　武将能力値一覧(222年時点) 　アイテム一覧(222年時点) 　（※どちらも別ウィンドウで出ます） 下町娘「今回は真面目な内容になりましたが、 　　　　観光スポットやワイドショー的な内容も 　　　　取り上げていくつもりです」 金玉昼「ネタの提供とかあると助かるかにゃー」 下町娘「それでは皆様、次回の楚国ステーションで 　　　　お会い致しましょう。お相手は下町娘と」 金玉昼「金玉昼でしたにゃー。ではでは」 　〜第一回終了〜

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