○ 第5回コラム「るぅラジ! 〜嘘だと言ってよ、バーニィ〜」 ○ 
   ルゥ坊ルゥ坊  ライ坊ライ坊
 
ライ坊「イエーイお久しぶり! ライ坊っすよ〜っ!
    皆さんご機嫌はいかがっすか〜!
    私はもう超ごっ機嫌でございますよ〜!」
ルゥ坊「……どうしたのライ坊。
    いつにもましてハイテンションじゃないの」
ライ坊「ほろ酔い気分でハイテンショ〜ン!
    ごっきげんルンルン気分でぇ〜っす!」
ルゥ坊「私たちは精神体のはずなんだけど……。
    どうやったらそんな風に酔えるのよ」
ライ坊「それはぁ、本体のぉ、雷圓圓がですねぇ、
    お酒飲んで寝ちゃったからでぇす! あははは!」
ルゥ坊「ああ……なるほどね。
    祝いの宴じゃーとか言って飲んでたのか」
ライ坊「そうなのでぇす」
ルゥ坊「全く、17歳の若い娘なのに。
    精神体がこんなになるまで痛飲して……。
    とにかく、久しぶりの放送なんだから、
    もう少しシャキっとしてなさい!」
ライ坊「は、はい、わかりました!
    シャキシャキーン!! 車騎将軍っ!
ルゥ坊「なんだかなあ……とにかく始めますか。
    るぅラジ、スタート〜

    ☆☆☆

ルゥ坊「では改めまして。
    魯圓圓のペルソナーであるところの、ルゥ坊です」
ライ坊「ではアラ汁を食べまして。
    雷圓圓のユンソナーでアルマジロの、ライ坊です」
ルゥ坊「……今回のこの娘のことは無視してください。
    いつも以上に変になってますから」
ライ坊「何を言ってますか〜。変な人が余計変になると、
    一回りしてまともになるんですよぉ」
ルゥ坊「いや、どう見てもまともじゃないから。
    多分、一回り半くらいして一番変になってるから。
    というか貴女、自分が変だって自覚してるのね……。
    とにかく、先に進めるからね? いいわね?」
ライ坊「はーい。最初のコーナーはぁ、
    『三国志トリビア』、なーのでーすよ〜」
ルゥ坊「今回は数は少ないですが、いいネタ揃ってます。
    では早速、一発目です」

 董卓配下の武将、郭レ。
 同僚の李[イ寉]と共に、小物でボンクラ武将の
 代名詞のような人物だが、実はその彼は……。


 三国志一の将である呂布と一騎討ちを演じ、
 しかも生き残った男である。


ルゥ坊「では補足情報です。
    このことは正史の注にある『英雄記』に見えます。
    董卓を殺した後、李[イ寉]や郭レが逆襲に転じた際に、
    両者が『一騎討ちで決めようじゃないか』となった。
    その際の勝負のことですね」
ライ坊「呂布が強いのを十分知ってたはずなのに〜。
    ええい、死にたいのか、貴様ッ!
    ザクでガンダムに挑むようなものだぞ!」
ルゥ坊「まあ……ザクでガンダムと相討ちになることも
    あるようなので、勝算はあったのかもしれないけど。
    ただ、すぐに自分の兵に助けられて双方引いた、
    とあるので、やはり呂布の方が上手だったようですね。
    まあ、そのクソ度胸だけは買ってあげてもいいような」
ライ坊「そういうのをヒップの勇というのですよ!
    お尻を見せるような勇気など勇気ではありません!」
ルゥ坊「はいはい。では評価いきます」

  面白さ:☆☆★ キラーン
  信憑性:☆★★ キラーン

ライ坊「えー? 正史なのに信憑性ひくーい」
ルゥ坊「正しくは正史の注に引用された『英雄記』。
    実はこれ、結構クセモノな書のようで、裴松之も
    いろいろアラがあることを指摘しています」
ライ坊「だったらそんなの引用すなー! あほー!」
ルゥ坊「全部が全部眉唾ってわけでもないから……。
    ただ、その時の李[イ寉]・郭レは大兵力を率い、
    呂布の一騎討ちを受ける必要などなかったから。
    そのため信憑性は低めです。ネタとしては面白いけど」
ライ坊「一騎討ちはなかなか史書に残らないですもんね」
ルゥ坊「そうね。たまにはまともなこと言うじゃない。
    では次、行きましょ」


 蜀の勇将、趙雲。魏の名将、張哈。
 この二人は、昔からの知り合いだった。


ルゥ坊「お断りしますが、このことを裏づけする
    文献とかがあるわけではありません。
    これから話す補足情報は単なる推測ですので、
    あまり信じ込まないようにお願いします」
ライ坊「えー? それはどういうことですかー!」
ルゥ坊「趙雲と張哈……実はこの二人、
    どちらも袁紹軍にいたことがあるのよね。
    その時期に会ってれば、二人は古くからの知り合い、
    ということになるわけ。OK?」
ライ坊「えー、本当に裏づけ資料ないんですかー?」
ルゥ坊「手元に蒼天航路32巻があるけど……。
    でもこれって、正史を参考にしてはいるけど、
    結局はフィクションだしね」
ライ坊「なーんだ。がっかり」
ルゥ坊「まあ隠れた文献とかあるかもしれないし、
    状況的には十分有り得そうではあるので、
    それほどがっかりすることはないと思うけど」
ライ坊「では、文献をお持ちの方はご一報を!」
ルゥ坊「……そう簡単には出てこないと思うけどね。
    では評価いきます」

  面白さ:☆☆★ キラーン
  信憑性:★★★ ブピー

ライ坊「ええ、信憑性ゼロ!?
    嘘だと言ってよ、バニーちゃん!」
ルゥ坊「誰がバニーちゃんか。
    文献がないんじゃ、ゼロになるのは仕方ないでしょ。
    では、今回のトリビアは以上です」
ライ坊「えー! もう終わりー?」
ルゥ坊「でもね、面白いくて、かつ検証が
    しっかり出来るネタってのはそうそうないのよ」
ライ坊「検証できてないネタ出したくせにー」
ルゥ坊「あ、検証といえば!」
ライ坊「(今のは絶対ごまかしだ)」

ルゥ坊「コホン。
    前回出した『孫文は孫権の子孫』ですが、
    それの補足情報が来てるのよー。ええと、
    『NHKの番組にて、姓が「孫」の人が9割の村があり、
    彼らは孫権の子孫にあたると言っていた』そうです」
ライ坊「おおっ!? じゃ、孫文はそこの出身?」
ルゥ坊「そこまでは出なかったみたいだけど」
ライ坊「なんだぁー。裏づけ情報じゃないのかぁ。
    でも、孫権の子孫がずっと続いてるということは、
    その情報でわかりましたねっ」
ルゥ坊「うーん……でも、NHKの三国志番組って
    たまに適当な情報出してくるしなぁ……。
    それにあちらって実在しない周倉の子孫を
    自称するようなお国柄だし……」
ライ坊「あーもう、言葉が不明瞭ですねー!
    はっきりしない奴は死ぬぞー! 3回くらい!」
ルゥ坊「そんなに死ねるか!」

    ☆☆☆

ルゥ坊「では、残りはおたよりタイムです」
ライ坊「え? コーナーはトリビアだけですか?
    ちょっと待ってくださいよ、今回短すぎですよ」
ルゥ坊「時間が押してるのよ。
    早めに切り上げないと間に合わないんだから」
ライ坊「間に合わない? ……だったら、
    無理しないで本編だけにしとけばいいのに」
ルゥ坊「そんなこと言ってるともう出番がなくなるよ」
ライ坊「いえっ何も言っておりません、サー!」

ルゥ坊「では、最初のおたよりです。
    『玉ちゃんは結婚しないんですか?』
    お相手は霍峻さんあたりがいいと挙げてますけど」
ライ坊「確か、皇族とのお見合いを断りましたよね。
    軍師に専念したいから……ということで」
ルゥ坊「思い人がいるようなことを匂わせてもいます。
    まずそっちが片付かないと、結婚とかはないかと」
ライ坊「ところで、お姉さまの結婚は?」
ルゥ坊「私……というか魯圓圓ね。
    でも、まだ20歳にもなってないんだから、
    そんなこと考えてもいないってば」
ライ坊「そんなこと言ってると行き遅れますよ」
ルゥ坊「……誰みたいに、とかは言わないのね」
ライ坊「そりゃ、まあ……シャレにならないので」
ルゥ坊「そうよね……うん、本当に」

ライ坊「次のお便りいきまーす。
    『金旋はもうかなりジジイだと思うのですが、
    寿命はだいじょうぶなのでしょうか』

ルゥ坊「本編でも言ってるけど健康も健康。
    あと10年は戦えます。下手すると20年くらい」
ライ坊「北斗と南斗に寿命延ばしてもらいましたからね」
ルゥ坊「話の中では偽者だけどね。
    ただ、ゲーム内で会ったのはれっきとした本物なので、
    しっかりと寿命は延びております」
ライ坊「そんな訳で心配は御無用!
    ゴムゴムのご無用にございまする〜!」

ルゥ坊「では次です。
    『管理人さんが経験された光栄の三国志は
    1〜10のうちどれとどれでしょうか?』

    また、『どれが一番(管理人さんにとって)
    自分に合ったゲームだったでしょうか?』
とも」
ライ坊「これまで語ったことありませんでしたっけ」
ルゥ坊「そういえば、どれとどれをやったというのは
    出してなかったかな。ですので調べてきました。
    えー、プレイしたことがあるのはですね、
    1、2、3、4、7、8、9、10だそうです」
ライ坊「なんですか、その間の歯抜けは」
ルゥ坊「PC-98からWindowsへ移行してたからね。
    やりたくてもWindows導入が遅れてしまっていて、
    そしたらそのまま三国志から縁遠くなったらしいわ」
ライ坊「ふーん。そんなものですか。
    じゃあ、自分に合ったのはどれなんですかね」
ルゥ坊「やってた時代が違うからねぇ……。
    一概にこれだ!とは言えないみたいよ」
ライ坊「あーもう! はっきりしない奴は死ぬぞ!
    爆発でミンチになっちゃうんだからー!」
ルゥ坊「その時その時、それぞれ楽しめてはいたようね。
    ただ『10は合わねー!』とだけは言ってたけど」
ライ坊「それは聞かなくてもわかるような」

ルゥ坊「はいラスト、これはWEB拍手からですね。
    『人徳ビームは改名しないでください』
ライ坊「変えてほしいのかほしくないのか、
    一体どっちなんだよー!」
ルゥ坊「『人徳ビーム』という名称が変だと思う人と
    別に変だと思わない人がいる、ということだろうけど。
    まあ、変えると言った以上は変えます。
    今後出すときはカリスマビームです。これは決定」
ライ坊「出さなきゃいいんじゃないですか。
    そしたら名称の問題なんて関係ないじゃないですか」
ルゥ坊「……さらっとそういうこと言わないでよ」

ライ坊「おたよりコーナー、今回分は終わりですー」
ルゥ坊「なにかありましたら送ってくださいませ。
    フォームからでも、WEB拍手からでもどうぞ。
    あ、普通の感想もちゃんと読んでますから〜」

    ☆☆☆

ルゥ坊「今回のるぅらじはこれで終わりです。
    三国志トリビアへのトリビアネタ投稿、
    三国志英雄列伝へのリクエスト、
    リプレイ中の内容で疑問に思ったこと、
    ご感想、ご要望、ご意見、誤字脱字指摘、
    その他もろもろおたよりをお寄せください」
ライ坊「なかなか暇がなくて出せませんけどね」
ルゥ坊「そーいうこと言わない。
    ネタがなくて出せないよりはいいでしょ」
ライ坊「いい……のかなー」
ルゥ坊「……そういえば、酔い覚めた?
    あまり変じゃなくなったみたいだけど」
ライ坊「そうですねー。なんか覚めちゃいました。
    今はちょっと頭痛いです……」
ルゥ坊「アルコールはほどほどにね」

ルゥ坊「では、また次回お会いしましょう」
ライ坊「いつになるかわからないけど、それじゃまた!」

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