○ 第13回コラム「杏と花梨の楽淋みりみり放送局」 ○ 
〜例によって某ラジオ局よりお送り致しております〜

   杏    花梨花梨

 杏 「皆様ごきげんよう。杏です」
花 梨「花梨っすー」
 杏 「今回も始まりましたハートフルラジオ。
    皆様に安らぎのひとときをお届け致します」
花 梨「……こんなので安らぎますかぁ?」
 杏 「ええ、安らぎます。
    いえ、むしろ安らぎなさい
花 梨「……強制っすか」
 杏 「今回もこの二人でお届けします。
    どこぞのボケ老人の出番はありませんので、
    あらかじめご了承ください」
花 梨「なんか……杏さん、
    メインになってから毒舌全開じゃないすか?」
 杏 「それは全くの気のせいです」
花 梨「気のせいですか……」
 杏 「はい。それでは、タイトルコールです」

 杏 「杏と」
花 梨「花梨の」
二 人「楽淋みりみり放送局〜」

花 梨「今回のタイトルの名前は、楽淋さん。
    見事、顔出しデビューを果たしましたねー」
 杏 「顔グラいじりのネタになってますけどね。
    ちなみに彼は、演義では蜀軍と戦う将として
    結構出番があります。
    ま、道化っぽい役が多いですが」
花 梨「それはまあ、諸葛亮を相手にする時点で
    しょうがないですよー」
 杏 「それでも、蜀将の呉班を討ち取るなど
    父の武名に恥じない活躍をしておりますね。
    正史(楽進伝)には、揚州刺史にまでなったとあり、
    決して武のみではなかったことも伺えます」

    ☆☆☆

花 梨「では、最初のコーナー!
    『三国志英雄列伝』でーす!」
 杏 「リクエスト、いくつか頂いております。
    中でも、『鞏志さんをお願いします』
    というのが一番多かったんですが……」
花 梨「じゃ、今回は鞏志さんですか?」
 杏 「ところがですね、無理なんです」
花 梨「は? 無理?」
 杏 「ええ、無理なんです。
    これまで読まれている方はご存知の通り、
    この英雄列伝は、主に正史に書かれている記述、
    もしくはあまり知られていないことをまとめ、
    『実際はこんな感じだったんですよー』と
    解説するコーナーなんですが……」
花 梨「ですが?」
 杏 『鞏志』という人物は、実は
    演義で創作された架空の人物であり、
    正史にはどこにも出てこないんですよね」
花 梨「にゃんと」
 杏 「演義でも、金旋を討って降伏する所しか
    出番はなく、これ以降はさっぱり出ません。
    これでは解説しようがないです」
花 梨「そうだったのか〜。
    でもこれ、『実際はいなかった』ということを
    解説してると言えますよね」
 杏 「あ、なるほど。
    では、今回の英雄列伝はこの辺で……」
花 梨「え゛え゛え゛!? それで終わりっすか!?」
 杏 「解説になってる、と貴女が言ったんでしょう?」
花 梨「で、でも短すぎですよー。
    もうちょっと、こう、何かないんですか?」
 杏 「んー、それじゃ……。
    リプレイ上の設定の話でもしましょうか」
花 梨「あ、じゃあその方向で。
    リプレイでは温泉好きみたいですけど?」
 杏 「そうですね。金旋の元で苦労してますので、
    肩凝ってるだろうなぁ〜と。
    そこで、温泉で疲れを癒すことが多く、
    それが高じて温泉好きになったということで」
花 梨「なるほどー。
    他に、これという設定はないですか?」
 杏 「そうですねえ……。
    あ、娘の鞏恋なんですが、実はこの二人、
    歳が16年しか離れてません」
花 梨「え? それって、どういう……」
 杏 「つまり、鞏志が鞏恋を仕込んだのは、
    16又は15歳の時だということですよ」
花 梨「ええーっ!?」
 杏 「ちなみに私たちの年齢表記は数え年です。
    というわけで、実際には……」
花 梨「い、淫行条例ーっ!
 杏 「なーに言ってるんですか。
    この時代に条例なんてないですよ?」
花 梨「あ、そ、そうか」
 杏 「ちなみに彼の奥さんは、
    ひとつ歳上のおねえさんという設定です。
    いわゆる『あねさん女房』ですね」
花 梨「ひとつ上ということは、産んだのが17歳……。
    うわぁ、私より若ぇ〜」
 杏 「実は『若いパパとママ』だったんですね。
    鞏恋が面白い性格になったのも、
    ここらへんに起因するのかもしれません。
    ……とまあ、こんな感じです」

花 梨「というわけで、鞏志さんの列伝をお送り……
    したことになるのかなあ」
 杏 「そういうことにしときましょう。
    さて、『三国志英雄列伝』で紹介の希望があれば、
    リクエストを送ってくださいませ」
花 梨「対象は『リプレイに登場する人物』です。
    出てない人はダメですよー」
 杏 「次回の列伝は燈艾辺りを予定してます」

    ☆☆☆

 杏 「さて、次のコーナーです。
    『いろいろ弄ろう! 三国志9(PC版)!』
花 梨「また新コーナーですか……」
 杏 「臨時コーナーですけどね。
    このコーナーは、三国志9PC版を弄って、
    いろいろな楽しみ方を伝授しちゃおう、
    というコーナーです」
花 梨「なんでPC版だけなんですか?」
 杏 「PCでしかやれないことをするからですよ」
花 梨「ほほう〜」
 杏 「なお、最初に注意しておきますが、
    『解説を読んでも意味が分からない』場合は
    弄るのはやめたほうがいいでしょう。
    あくまでご自分の責任で行ってください」
花 梨「『間違ってデータ壊してプレイできない』
    ということも無きにしも非ず、ですからねー」
 杏 「また、この件での『教えてください』等は
    取り合わないので、あしからず。
    ご自分で調べるようにしてください」
花 梨「まー、この手の常識事っすね。
    合言葉は『自己責任』!」

 杏 「ではまず最初は……。
    『BGMを変えよう』です」
花 梨「BGM……音楽ですか?」
 杏 「そう。普段流れているBGMを、
    自分のお気に入りの音楽にしてしまいます」
花 梨「ををっ!? ということは、
    戦闘時の音楽を七英雄バトルにしたり、
    内政時の音楽を帝都アバロンにできます!?」
 杏 「それも可能だけど……なぜにロマサガ2」
花 梨「明鏡止水〜されどこの掌は烈火の如く〜
    も捨てがたいですね」
 杏 「Gガン……まあいいでしょう。
    まずは下図を見てください」

    エクスプローラの使い方くらいわかりますよね

 杏 「これは、三国志9をインストールした先の
    フォルダの構造です。
    この『BGM』のフォルダにBGMは入っています」
花 梨「替えたいお気に入りの曲のMP3とかを、
    ぽーんとそこに入れればいいんですか?」
 杏 「いえ、ただ入れただけではダメです。
    BGMの各曲データは『BGM_XX.wma』
    (XXは数字。BGM観賞の曲番に対応)
    という名前で入っており、お気に入りの曲を
    対応する名前に変えてやらないとダメです」
花 梨「たとえば、初期設定時の曲を変えるには?」
 杏 「初期設定時の曲の曲番は2番目。
    なので、BGM_02.wmaにリネームしてから
    BGMフォルダにコピーすればOKです。
    なおMP3をそのままリネームして大丈夫。
    中身をWMA形式にする必要はありません」
花 梨「おおっ! 鳴った!
    あれーは尻だ♪ しりーだ、尻だ♪」
 杏 「なぜにけっこう仮面……」
花 梨「他のも同じようにリネームしてから入れれば、
    ちゃんとゲーム中再生されるんですよね?」
 杏 「ええ、そうです。
    ただし、オープニングやエンディング、
    イベントのムービーが流れてる時の曲は
    ムービーファイル自体に入ってるので、
    WMAを交換しても意味なかったりします」
花 梨「えー、そうなんだぁ」
 杏 「交換の意味のある曲番は、以下の通りです」

曲番  項目
02初期設定画面
04〜11戦略フェイズ 勢力小/大 各季節
12〜16行動フェイズ 戦闘・行軍時など
21外交時
22プレエンディング
24城陥落(勝利)ジングル
25城陥落(敗北)ジングル
26自勢力滅亡時ジングル
00統一時ジングル

 杏 「こんな感じです。
    ひとつ注意していただきたいんですが、
    24〜26、00のジングルは、鳴っている間は
    操作ができないので、短いものを使うように」
花 梨「うーむ、でも残念だなあ……。
    OPムービーの曲を変えたかったのになぁ〜」
 杏 「そ・こ・で、次の技。
    『ムービーを変えよう!』です」
花 梨「あ、ムービーも交換できるんですね」
 杏 「ええ。さっきの図の『MOVIE』のところに
    ゲーム中のムービーが全て入っています。
    ここの『OPENING.MPG』(PKなら『op_pk.mpg』)
    を差し替えればオープニングムービーを、
    『ENDING.MPG』(PKなら『ed_pk.mpg』)
    を差し替えればエンディングムービーを
    自分の好きなムービーにすることができます」
花 梨「おー。うっふんあっはんムービーでもいいの?」
 杏 「はあ。他人に見られる心配が無ければ、
    別にいいと思いますけど。
    また、スキルのある人なら、ムービーから
    自作してみるのもいいでしょう」
花 梨「じゃ、私はこの大好きなエロゲOPを入れ……
    あ、これMPGじゃなくてAVIだ」
 杏 「これも元がAVIやWMVでも大丈夫です。
    ちゃんと再生されますよ」
花 梨「おっ、出たーっ!
    あなたを見かけた京の町〜♪
    あなたは私に気付かな〜い〜♪」
 杏 「なぜに行殺新選組……。
    あ、コーエーロゴなども差し替えできます。
    なお、中身が空のファイルで差し替えると、
    再生されずにすぐ次の画面になります。
    時間短縮に有効ですね」
花 梨「オープニングやBGM変えただけなのに、
    なんか別のゲームみたい! 燃える!」
 杏 「雰囲気がガラッと変わりますからね。
    マンネリ気味の時に全部変えてみるのも
    一興でしょう」
花 梨「みんなもBGMを変えて燃えるプレイを!」
 杏 「他に、SE(効果音)を変えることもできますが、
    これについては解説はしません。
    わかる人はもうわかると思いますから」
花 梨「勝利の鍵は、SEフォルダだー!
    では、行軍のザッザッザという音を
    ザクの歩行音に……ずしーんずしーん」
 杏 「あまりにもいじりすぎて、三国志の世界観を
    崩壊させないようにしましょうねー」
花 梨「や、やばい〜。ビームライフル音やら
    ビームサーベルの打ち合いの音を入れたら、
    世界観がガンダムに!」
 杏 「言ってるそばから……」

 杏 「さて、最後はこれ。
    『ウィンドウモードで起動しよう!』です」
花 梨「ウィンドウモード?」
 杏 「通常、三国志9を起動するとフルスクリーンに
    切り替わり、ウィンドウモードではできません。
    しかし、NOTEPADでメモ取りながらやりたい、
    HTMLの攻略情報などを見ながらやりたい、
    という人もいるかと思います」
花 梨「あー、それはあるかも。
    でも、そういう設定はありませんよね」
 杏 「そこで禁断の技。レジストリ弄くりです。
    なお、レジストリ改変は危険を伴います。
    あ・く・ま・で、自己責任でやってください」
花 梨「自信ない奴は手出すなよ〜」
 杏 「スタート→ファイル名を指定して実行→「regedit」
    これでレジストリエディタが起動しますので、
    『HKEY_CURRENT_USER\Software\
      Koei\San9\Configs』
    ここのfullscreenの値を1から0に変えます。
    これでウィンドウモードになります」
花 梨「これで三国志9をしながらエロゲもやれる!」
 杏 「……それ、CPUパワーかなり食いますよ?
    えー、繰り返し言いますが、これをやる方は
    自己責任で御願いしますね。
    では、以上でイジローコーナーを終わります」

    ☆☆☆

 杏 「さて、後はいつものおたよりコーナー。
    今回は内容が濃いです。大増量ですよ」
花 梨「増量キャンペーン中っすか」
 杏 「当社比200%増、くらいの勢いですね。
    というわけでいつもより長めです」

花 梨「では最初のおたよりです。
    『○○(武将の名前)はどうしたんですか』
    あるいは『○○を出してください』
 杏 「○○に入る武将の名前はいろいろありますが、
    同じ系統の質問なのでまとめてお答えします」
花 梨「ちなみに、一番多く名前が挙がった人は……」
 杏 「それは秘密」
花 梨「えー」
 杏 「さて、質問の回答ですが。
    有名&有能、それでも出番のまだない人は、
    ほぼ以下のどちらかの理由で出してません」

 1、実際にプレイ上でからまない
 2、意図的に出していない

 杏 「まず、1の理由ですが。
    これは、金旋軍との接点がまだないなどの
    『まだ出しようがない』人が当てはまります」
花 梨「金旋軍と接点ができた人は、続々出てますね。
    最近は呉の将が多数登場してるし」
 杏 「なので、まだ出てない人のファンの方は、
    そういう接点が出来ることをお祈りください」
花 梨「んー、でも接点がない人も結構出てきますよね。
    庖統とか、法正とか……」
 杏 「軍師を務めたり、軍で重要な人物などは、
    接点がなくとも出すことはあります。
    また、関係ない所でも、活躍していると
    目に止まり出番がある場合があります。
    徐州侵攻で名前が出た陸遜などが一例ですね」
花 梨「陸遜はまだ名前だけですけどねー。
    じゃ、活躍すれば出番はできる?」
 杏 「そうですね。見落としてなければ、ですが」
花 梨「(……こりゃ大分見落としてるな)」
 杏 「次に2の理由。
    これは出す気になれば出せますが、
    もったいぶってる、又はキャラ設定がまだ
    十分練れてない、等の人です」
花 梨「もったいぶってる?」
 杏 「そう。エピソードを小出しにするよりも、
    ズガーンとまとめて出し、印象深くしよう。
    そういう小賢しい意図がある人もいます」
花 梨「小賢しいって……」
 杏 「名前は出しませんが、今一番その行方が
    気にされてる人なんかはこのパターンですね」
花 梨「ふーむ、ではそのうち出番が?」
 杏 「ええ、そのうち、ね。
    それまで、もうしばらくお待ちください」

花 梨「はい、次でーす。
    『江夏での戦い(89・90章)で、
    呉軍に諸葛姓の人が大将にいましたが、
    諸葛姓の人たちって文官向けのイメージ
    じゃないですか?』

 杏 「諸葛瑾・諸葛恪の親子ですね。
    実際、文官向けですよ(武将一覧参照)」
花 梨「なんで大将にしてるんです?」
 杏 「CPUに聞いてください」
花 梨「はあ、理由はわからんとですか」
 杏 「でも、二人ともそれなりに及第点の統率力です。
    それほどバカみたいな配置ではないですよ。
    虞翻(統率37)を大将にするのに比べれば」
花 梨「たまにこういう不思議采配があるんですよね。
    CPUまじーっく」
 杏 「なお、諸葛瑾は、正史・演義ともに
    軍を率いて戦うこともありました。
    実際には万能型の人だったのですよ」
花 梨「弟の諸葛亮も万能だしー」
 杏 「演義では常軌を逸脱した万能ぶりですけどね」

花 梨「サクサク行きますよー。
    『PC版とPS2版の違いはどういうものが
    ありますか』
というご質問が来てます。
    登場する武将などの違いを知りたいようですが」
 杏 「知りません」
花 梨「え゛〜? 知ってるじゃないですかー」
 杏 「確かに、断片的に知っていることもあります。
    でも、実際に両方持っている人でないと、
    正確なところはわかりませんよ」
花 梨「いや、それはそうですけどー。
    知ってる限りでいいですから出しましょうよー」
 杏 「では、私の知る限りのことでよろしければ。
    ただし間違ってないとも言い切れませんので、
    ご注意をお願いします」
花 梨「責任は持ちませんよってことですね」
 杏 「ま、そういうことで。
    ではまず、登場武将からですが……」

○女性の通常武将は孫尚香・祝融・倭女王・倭巫女。
 特殊武将は、馬雲緑・黄月英のみ。
 (チュートリアルをクリアすると登場)

○大喬・小喬・蔡エン・貂蝉はイベント人物。
 武将としては登場せず。その他に女性はいない。

○項羽・管仲・孫武などのいにしえ武将、
 宋江・花栄などの水滸伝武将は製品にはない。
 FC(ファンクラブ)会員のみがダウンロードできる。
 新武将データとして新武将に登録できる。
 (PS2版とは一部ラインナップが違う模様)
 (顔グラは新武将のものを使う)

 杏 「要するに、PC版ではイロモノ系武将は
    ほとんど出ない、ということです。
    では、次にシステム面ですが……」

○いわゆる『武将育成システム』はない。
 能力値はコマンド成功時に低確率で上昇。

○異民族退治ボーナスアイテムがない。
 護符がない。

○年表機能(それまでの記録が残る)があり、
 テキストファイルとして出力できる。

○アイテムエディタは製品とは別プログラム。
 FC会員限定ダウンロード。

○顔グラエディタで顔グラフィックが交換できる。
 ツールは、公式(FC限定)のものと、
 フリーウェアのものの二種類がある。
 (機能は流石に公式の方が上)

○チャレンジシナリオがない。
 というかチャレンジシナリオて何ですか。
 トライアルストーリーとはちゃうのん?

 杏 「他にもあるかもしれませんが、
    知る限りではこんなところです」
花 梨「でも結構違いがありますねぇー。
    PS2版はオマケが多い感じですね」
 杏 「まあ、処理速度は断然PC版の方が速いので、
    別に『PS2版買えば良かったな』、
    なんては思いませんけどね。
    育成システムも別にいらないですし」
花 梨「そこらへんの感じ方は人それぞれですねー」

花 梨「まだまだいくよー。
    『自分もリプレイのようにやりたいけど、
    どうもうまくいきません。
    どうすればうまく進むでしょうか?』

 杏 「はっきり言うとリプレイは上手く行き過ぎです。
    今、同じようにやったとしても多分
    上手くいかないと思いますね」
花 梨「では、金旋で生き残るコツだけでも……」
 杏 「そうですね、ポイントだけ絞ると……」

1、人材確保
2、内政・兵力の充実
3、荊南をすみやかに平定

 杏 「この3点が重要になると思います。
    まず人材。情報に常に目を光らせ、
    忠誠度が低い人材、在野の士がいたら即登用。
    戦争が起きて捕虜がいる所は要チェックです」
花 梨「捕虜が登用された瞬間にかっさらうんですね」
 杏 「取れる人材はとにかく逃がさないように。
    多少無駄があっても全て動員して確実に登用。
    序盤は一人多いだけでもかなり差が出ますから」
花 梨「ま、これは邪道ですけど、
    新武将数人を入れとくと楽ですよね」
 杏 「人の次は内政と軍備。
    内政は巡察と開発だけで結構です。
    内政が充実してきたら、ここで軍備を揃えますが、
    ここで注意すべきは軍備を拡張しすぎないこと。
    防衛に必要な最低ラインが揃ったら、
    下手に兵を増やさずに金を貯めておきましょう」
花 梨「兵がいないと攻められたりするんじゃ?」
 杏 「攻めてこられたらラッキー♪と思いましょう」
花 梨「な、なぜに?」
 杏 「防衛に必要な最低戦力は置いてある訳です。
    その戦力で野戦を挑み、敵を『殲滅』しましょう。
    逃がしちゃダメですよ。必ず『殲滅』です」
花 梨「あ、なるほど。負傷兵をげっとして、
    兵を増やすんですか」
 杏 「そう。よっぽど敵が強くない限り、
    敵を殲滅し負傷兵を得れば兵は増えます。
    この方法でしばらく乗りきりましょう」
花 梨「敵が黄忠・魏延だったりするとピンチですね」
 杏 「その場合は根性で切り抜けてください。
    さて、3の荊南平定ですが。
    なぜ『すみやかに』やらないといけないかというと、
    もたもたしてると曹操軍が南下してくるからです」
花 梨「リプレイでも襄陽まで来てましたからね」
 杏 「北に向かうのであれば、少なくとも曹操軍との
    対決前に江陵まで行ってないとキツイと思います。
    曹操軍占領後の江陵を取るのは難しいでしょう」
花 梨「国力の差がありますからねー」
 杏 「そのため、リプレイと同じくらいのペースで
    荊南の平定が必要になると思います。
    荊南平定の時には、武将は逃がさないように。
    特に黄忠・魏延を登用できるかどうかで
    全然違ってきますから」
花 梨「じゃ、平定に時間かかって、曹操軍が江陵
    まで来たらどうするんですか」
 杏 「北上は諦めましょう。港の近くに城塞を作り、
    曹操軍が攻めてきたら港を捨て、
    港を取られたら城塞から出撃して奪い返す。
    この繰り返しで侵攻は止められるでしょう」
花 梨「でも領土が広がらないですよ」
 杏 「攻める時は、建寧や交趾の方に向かいましょう。
    曹操領から切り取るよりは楽だと思います。
    あと、孫権と仲良くしておくとベターですね」
花 梨「なるほどー。劉備のように蜀を取るわけですか」
 杏 「それはそれで結構燃えるプレイですからね。
    頑張ってみてください」

花 梨「まだだ、まだ終わらんよー。
    『三十六章で刑道栄が突進を習得してますが、
    十九章では「俺は突破・突進しか能がない」
    と言ってます。間違ってませんか?』

 杏 「はい、間違いです。十九章が間違ってます。
    正しくは『突破しか能がない』ですね」
花 梨「訂正しておきまーす」
 杏 「19章書いてる時に参照したデータが
    すでに突進を憶えていた時のものだったため、
    このような間違いをした模様です」
花 梨「御指摘ありがとうございますー」

花 梨「以上、大増量おたよりコーナーでした!」
 杏 「おたよりを送ってくださった方、
    どうもありがとうございます」
花 梨「今後もいただけると嬉しいわぁ〜」

    ☆☆☆

 杏 「以上でコラム第13回は終わりです」
花 梨「次のコラムでまた会いましょう〜。
    って、次はいつなんでしょうねぇ。
    早く次が来るといいのに〜」
 杏 「……来週って話だけど」
花 梨「えっ」

 杏 「では、また来週〜」
花 梨「え、ええっ? 本当に来週なの〜っ!?」

〜第13回放送、終了〜

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