○　第４回コラム「爺と杏の黄忠みりみり放送局」　○ 
〜久しぶりに某ラジオ局よりお送り致しております〜

　　　劉髭劉髭 　　　杏杏

劉　髭「はろーえぶりばでー、はーわーゆー？
　　　　あいむべりーふぁいん」
　杏　「えー、訳させていただきます。
　　　　『おはようございます皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。
　　　　私はダメです、もう死んでます』」
劉　髭「ちょ、ちょっと待てい。『私は元気です』じゃろが」
　杏　「死んでる身で『元気です』はどうかと思いますが」
劉　髭「別にかまわんじゃろ……。
　　　　　まあそれはおいといて、久しぶりのコラムじゃ」
　杏　「というわけでタイトルコールです」

劉　髭「爺と」
　杏　「杏の」
二　人「黄忠みりみり放送局〜」

　杏　「黄忠というと韓玄配下だった老将軍ですね」
劉　髭「うむ。今はどこへ行ったのやら」
　杏　「再登場はあるんでしょうか」

劉　髭「さて……今回はちょっと趣向を変えてみようかと思う」
　杏　「従来の『この人だぁ〜れ？』と、
　　　　『それってなんじゃらぽん』ではないんですね」
劉　髭「うむ。リクエストが来てないというのもあるが、
　　　　今回は『あの人は今』というのをやろうと思う」
　杏　「昔有名人だった人を訪ねる企画ですか？」
劉　髭「いや、今まで登場した人物たちは今（211年現在）何やってるか、
　　　　というのをまとめただけじゃ」
　杏　「ジャ○プの漫画などでたまにある特集企画みたいなものですね」
劉　髭「最初だけ出てきて忘れられてしまった人とかおるからな」
　杏　「そうですね」
劉　髭「待て、何でワシを見ている！？」
　杏　「何でもありません。
　　　　それでは、まずは顔グラフィック有り部門、金旋軍の方々からです」

金旋。ご存知、金旋軍君主。知力２２だが戦略的視野は広い。
襄陽にて内政しながら周辺地域の情勢に気を配っている。
金玉昼。金旋軍の軍師。最近は前線でも策をふるう。
新野城を落とした後は、城の復旧作業に。
金目鯛。君主の息子だがそれは全然気にしてない。
新野にて兵の訓練とか城壁修復とか。
下町娘。現状は金旋の個人秘書状態。
年末にはビッグサイトへ行く予定。
鞏恋。鞏志の娘。弓矢で狙撃しまくる女スナイパー。
新野にて兵の徴兵・訓練を担当。
魏延。金旋軍筆頭武官。反骨ホーンがお洒落。
新野太守となっている。
魏光。魏延の子。鞏恋を慕うが報われてない。
鞏恋と一緒に兵科担当。
甘寧。若く見えるが50代。オヒゲの手入れは常に欠かさない。
新野の治安維持のため巡察を主に行う。
霍峻。劉表に貰った鼻眼鏡を大事にしている。
新野の巡察などを。
蛮望。君主をやめた時に男もやめた。
新野で兵科を担当。
卞柔。卞家の十人兄弟の末っ子。家族を探し今日も頑張る。
何でもできるので新野の便利屋状態。
鞏志。後方の都市にて金旋軍の補給をまかなっている。
最近影薄いけど、いろいろ頑張ってます。

劉　髭「流石にここらへんで忘れられる奴はおらんじゃろ」
　杏　「でも鞏志さんは最近出番ないですね」
劉　髭「内政や兵の調達で駈けずり回っておるからな。
　　　　顔を出せないのは仕方ないところじゃ」
　杏　「では、次に行きます。
　　　　顔グラフィック有り部門、曹操軍・孫権軍・饗援軍を順番にどうぞ」

曹操。華北を支配する君主。金旋の最大のライバル。
現在は孫権軍との戦闘で陣頭指揮を取っている。
諸葛亮孔明。金旋に変態扱いされるが実はマトモな人。
曹家のブレーンとなりいろいろ頑張ってるらしい。
曹仁。曹操の一族。何度も金旋軍の前に立ちはだかる。
現在は許昌の方にいるらしい。
許猪。曹操のボディガードも務め、曹軍一の武勇を誇る。
普段はのんびり屋。許昌にいる。
荀域。『王佐の才』と呼ばれるほどの名参謀。
今のところはチョイ役。許昌在住。
　
孫権。揚州を治める君主。
現在は曹操軍を追い越すかの勢い。
　
饗援。雲南地方の蛮族の女王。
董蘭と女君主同士で戦争中。
饗援のブレーン。
非常に合理的な考え方をするらしい。
慧雲。饗援軍の突撃隊長。
けっこうゴツイ姉ちゃん。
饗嶺。饗援の娘。
将帥としての能力に優れるがまだまだ娘っ子。
鴻冥。饗援軍の若き将帥。
饗嶺がラインハルトならこの娘はキルヒアイス。
琥昆。２児の母とは思えない外見。内政担当。
琥虎選。琥昆の長女。かなりの戦バカ。
琥虎尚。琥虎選の双子の妹。姉と同様、戦バカ。

劉　髭「饗援軍は顔グラある面々が多いのう」
　杏　「今後の活躍を見越してでしょうかね」
劉　髭「さて、次は敵か味方か判らない謎の者たちじゃ」
　杏　「別に謎でも何でもないです。
　　　　その他の人たちですね」

劉髭。金旋軍黎明期の老軍師。
死後、解説キャラに。
杏。金旋夫人。天より金旋と二人の子を見守っていた。
今はなぜか解説キャラに。
張芽。張角の娘。西城の君主だったが曹操に斬首される。
一度だけ解説キャラに。
虎。たまに現れては悪さをする。
退治すると武力＋１。

劉　髭「何とも謎じゃな。特に虎」
　杏　「虎はともかく、私たちは別に謎でもないですが」
劉　髭「じゃ、次は顔グラ無しの方じゃな」
　杏　「はい、顔グラフィック無し部門の金旋軍です。
　　　　人数が多いので登用時期で分けてあります」

○荊南時代に登用
潘濬劉髭に見出され登用。以降、鞏志と同様に後方支援担当に。
劉巴潘濬にスカウトされる。潘濬とコンビで後方支援。
魏劭董蘭軍から登用。政治が得意。音楽とか色々と多芸な人。
韓浩韓玄の弟。元韓玄軍。政治が高く金旋軍の後方支援エース。
鄒興鄒靖の子。元韓玄軍。平凡だが苦手もない。内政担当。
胡渉蛮望軍から登用。武力高めだが政治もOK。内政・訓練担当。
張常蛮望軍から登用。政治も戦闘もそこそこ。ロリコンらしい。
劉鏡劉度の娘。趙樊と共に内政担当となる。
趙樊趙範の娘（史実では兄嫁）。劉鏡と共に内政に当たる。
刑道栄元劉度軍。何も考えない蛮勇の持ち主。隆中港の守備に。
碗朗元劉度軍。政治が得意なジジイ。アイウエオ順では常に最後。
陳応元趙範軍。弩が得意。地味ながら攻城戦では活躍。
陳慶元趙範軍。政治が得意で後方での内政を担当。
　
○江陵・襄陽時代に登用
高定韓浩にスカウトされる。元は建寧出身らしい。凡将。
卞質卞兄弟の７番目。計略を見破る教唆持ち。
卞志卞兄弟の４番目。知力低いが政治高い。襄陽の内政担当。
呂曠元曹操軍。襄陽を攻撃するも負けて降伏。騎射が得意。
樊郭呂曠の副将だったが捕らえられ金旋軍に降伏。元董蘭軍。
向朗元劉埼軍。襄陽陥落後に登用。襄陽の内政担当。
王粲元劉埼軍。襄陽陥落後に登用。襄陽の内政担当。
張南武陵でスカウトした武官。後方での兵の徴兵・訓練担当。
蔡和蔡瑁の甥。襄陽陥落後に登用。江陵で輸送などを担当。

劉　髭「こうして見るとエディット武将の割合が多いのう」
　杏　「史実武将は潘濬・劉巴・韓浩・刑道栄・陳応・高定・呂曠、
　　　　向朗・王粲・張南・蔡和、こんなところですね」
劉　髭「まあ、新君主勢力が軒並み滅んだりしたからな。
　　　　その影響か」
　杏　「では、次は滅亡した勢力です。あの人は今」

○滅亡した勢力
韓玄元長沙君主。真っ先に金旋に潰された。今は曹操軍に。
黄忠元韓玄配下の老将。滅亡後は行方不明。魏延の師匠。
韓栄韓浩の養子。滅亡後行方不明に。親子対面はあるのか。
韓武韓玄の子。馬騰軍にスカウトされたらしい。
劉度元零陵君主。滅亡後は劉賢と共に孫権軍へ。
劉賢劉度の子。今は父と共に孫権軍へ。
趙範元桂陽君主。滅亡後は孫権に身を寄せる。
趙囲趙範の子。滅亡後は父と別れ劉表の元へ。現劉埼配下。
鮑隆元趙範軍。同僚だった陳応が心配してるが行方知れず。
劉備ご存知、妖怪耳長手長。滅亡後、孫権に身を寄せている。
関羽劉備義弟の長ヒゲの人。滅亡後は曹操軍の優秀な将帥に。
張飛劉備義弟の虎ヒゲの人。関羽と共に曹操軍で暴れまくり。
卞霊元永安君主。劉璋に降伏後は劉璋の茶飲み友達となる。
髭親父元寿春君主。孫権軍に身を寄せる。
公孫康元遼東君主。曹操軍に降伏し配下となる。

劉　髭「曹操軍・孫権軍に降っているのが多いのう」
　杏　「やはり弱くて苦労したあげくに滅亡してますから、
　　　　その後大勢力につくのはしょうがないところでしょうか」
劉　髭「劉備は孫権、関羽と張飛は曹操か。
　　　　運命のあやを感じるのう」
　杏　「さて、次は健在な勢力の人たちです」

○健在な勢力
劉表劉表軍の君主。襄陽を曹仁軍に攻められている時に病死する。
劉埼劉表の跡目を継ぎ君主となる。けなげ。
韓嵩劉表配下。江陵陥落時に捕らえられる。獄中で病死。
秦泌劉埼配下。江陵陥落時に捕らえられるも解放される。
馬騰涼州を治める君主。長安を目指し何度も曹操軍と戦う。
張魯漢中の君主。小さいながら曹操と小競り合いを繰り返す。
劉璋益州の君主。饗援領にちょっかいを出してる。
董蘭交州を治める君主。饗援に攻められ虫の息。

劉　髭「劉埼軍以外は適当じゃな」
　杏　「まあ、金旋軍と繋がりありませんし。
　　　　最後に、その他の人たちです」
劉　髭「武将じゃない者、成人してない者じゃな」

○その他
金閣寺金目鯛の長男。母や弟たちと共に襄陽に。礼儀正しい。
金胡麻金目鯛の次男。兄に似ず奔放な性格。乗馬が好き。
金魚鉢金目鯛の三男。読書好き。
華佗天下の名医。金旋軍はすっかりお得意さん。
左慈仙人らしいが今はただの酒代をたかるジジイ。神出鬼没。
司馬徽襄陽に住む名士。水鏡先生とも。「よきかな」が口癖。

劉　髭「以上、80名前後の211年時点での動向じゃ」
　杏　「これって今後もやるんですか？
　　　　人数どんどん増えそうですが」
劉　髭「まあ気が向いたらのー。
　　　　次は何年後かのぅ」
　杏　「アバウトですね」
劉　髭「それが売りじゃ」

劉　髭「……というわけで、コラム第４回は終わりじゃ」
　杏　「人物紹介コーナー『これ誰』、
　　　　解説コーナー『何それ』共にリクエスト受け付けております」
劉　髭「なんかタイトルが短縮されとるな」
　杏　「人生何事もムダは省きませんと」
劉　髭「そんなもんかのぅ。
　　　　それでは次回のコラムに、パイルダーオン！」

〜第４回放送、終了〜
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