○ 第七章 「韓浩 柴桑奪取スルモ恋心ハ突然ニ」 ○ |
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■203年1月 江陵にて。 孫策「新年おめでとうございます。今年も我ら家臣一同、一層の忠節に励みます」 賈[言羽]「さて、早速ではありますが、人材の登用をいたしましょう。 武陵に、隠れた人材がおるらしいとのこと、捜索させましょう。 また、柴桑の劉備配下に韓嵩、王必なる者がおりますれば、 この者たちを引き抜くことにいたしましょう」 韓浩「……韓嵩といえば、劉表の配下であった者だったはずでは」 韓玄「うむ……先の江夏が劉備に攻められた時に、降伏いたしたのであろう」 韓浩「よし、その2人の登用は孫策・程普に任せよう」 2人「ははっ」 賈[言羽]「それから……年も明けましたし、そろそろ袁譚配下の将を登用することにいたしましょう」 韓浩「……うむぅ。しかし袁譚どのと私は旧知の仲なのだ。その配下を奪うのは……」 賈[言羽]「そうなのですか。しかし、我々が見逃しても他の勢力は見逃しますまい。 現に数人の将は、すでに袁譚の元を去っております」 韓浩「むむ……」 満寵「韓浩様。袁譚どのには、また別なことで報いれば良いではありませんか。 ここは他勢力の増強を防ぐためにも、心を鬼にして登用するしかありません」 韓浩「満寵……。わかった、将の登用をすることにしよう」 賈[言羽]「ははっ。されば、迎えられそうな将を選び、登用することにしましょう」 韓浩「……袁譚どのには、いずれこの借りは返さねばならないな」 武陵にて人材捜索、鞏志を発見、登用する。 劉備配下の韓嵩、王必を孫策・程普で登用。 袁譚配下であった荀[言甚]・劉延・許攸・夏侯傑・陳到・公孫度・桓階を、江陵の各将で登用。 ●新登録武将紹介 王必 オウヒツ 武:51 知:51 政:61 魅力:53(実在) 曹操に御林軍の統率を任されるが、耿紀らの反乱にて矢傷を負う。曹休の館へ駆 け込み乱は平定されるが、その後矢傷が張り裂けて死んだ。 劉延 リュウエン 武力:56 知力:39 政治:51 魅力:58(実在) 東郡の太守。顔良が白馬へ向かっていることを曹操に急報する。のち劉備の元へ 向かう関羽を出迎えるが、夏侯惇に知られるのを恐れ船を貸さなかった。 夏侯傑 カコウケツ 武力:62 知力:16 政治:16 魅力:27(実在) 曹操の将。長坂橋で張飛に立ちはだかれ、恐ろしさのあまり落馬した。 ■203年2月 江陵にて軍議。 孫策「劉備領の柴桑が、建業の劉ヨウに攻め取られた由にございます」 賈[言羽]「それはそれは。 先月に韓嵩・王必と登用したため、柴桑を守る将が足りなくなったためでしょうな。 韓浩様、早速調査しておきましょう」 韓浩「うん、では桓階。初仕事となるが頼む」 桓階「は、承知しました」 調査中……。〜〜〜〜〜(/ ̄▽)/ 〜ф"" 韓浩「劉備配下であった将が数人いるな。陳登のような有能な士もいるし、登用しよう」 賈[言羽]「……いえ、登用は無用にございます」 満寵「え? 何故、登用しないのですか? 彼らは劉ヨウに忠誠を誓ってるわけでもありませんし、柴桑の将を減らすことは 長沙や江陵への脅威を減らすことにも繋がりますが」 韓浩「うん、満寵の言う通りだと思う。このチャンスを逃す手はないでしょう」 賈[言羽]「そう、結論を慌てないでほしいですな。チャンスは生かします。 登用はしない、というだけです」 孫策「チャンスを生かすが登用はしない? 他にどんな手があると?」 賈[言羽]「柴桑の兵のうち元々劉ヨウ軍だった者は、高順・呂岱に率いられし者のみ。 その実数は2万程度。 他は、劉備の配下であった4人の将に率いられております。これも2万ほど」 満寵「……もしや、軍師が考えておられるのは……」 賈[言羽]「満寵どのはお気付きになられましたか、『借兵討敵の計』に……。 つまりは柴桑に攻め込み、将も兵も、そして柴桑をもいただいてしまおう、ということです」 孫策「ほう……将を寝返らせ、その兵力で柴桑を攻め取ろうということですか!」 韓浩「確かに4将全てを寝返らせれば、例え建業から増援が来たとしても柴桑は落とせよう。 よし軍師、劉曄、許攸、満寵と共に、敵将の陳登、華[音欠]、曹豹、胡赤児の作敵を頼みます」 賈[言羽]「はっ、ではその間、長沙に出兵の準備をさせてください」 韓浩「長沙? この江陵からではないのですか」 賈[言羽]「はい。こちらからは李通・韓玄・孫瑜の3人を増援で出せばよろしいでしょう」 孫策「軍師、ちょっと待ってくだされ! 孫瑜などよりも私をお使いください!」 賈[言羽]「いや、孫将軍の兵はここであまり消費したくはないのです。ここは他の者にお任せあれ」 孫策「ムムム」 韓浩「まあ孫策、いつもいつもお前が出ていくこともない。他の者にも手柄を立てさせよ」 孫策「……はっ、承知しました」 賈[言羽]「では、さっそく計略の準備に取り掛かります」 計略中……。""ф〜 \(▽ ̄\)〜〜〜〜 ●新登録武将紹介 胡赤児 コセキジ 武力:64 知力:18 政治:18 魅力:21 (実在) 董卓の配下牛輔の部下。呂布を怖れて逃げ出した牛輔の首を斬り、呂布に差し出 すが、それが牛輔の財宝を独り占めするためと知られ、呂布に斬られた。 ■203年2月(続き) 賈[言羽]「お待たせいたしました。4人の将全てが、戦場での寝返りを約束しました」 韓浩「そうか、では長沙の軍に出撃命令を出すように」 賈[言羽]「はい。寝返りを約束せし将の名も、伝えておきましょう」 韓浩「ところで……なぜ長沙の軍です? こちらの兵なら鍛え上げられてもいるし、率いる将も格も違うのに」 賈[言羽]「確かに、長沙にいる紀霊どの・於夫羅どのなどは格は落ちます。 しかし陵から兵を出しますと、柴桑へは水路にて向かうことになります。 つまり、河の上が主戦場になってしまいます。ここがマズイのです」 韓浩「水軍ですか?……確かに、今この江陵で水軍を扱える将は孫策のみですが……」 賈[言羽]「それと共に、このたびは計略を用いての戦闘ですので、河よりも陸の方が動きやすいと思いました故」 韓浩「なるほど。地の利を考慮した上での作戦だったとは……さすが軍師」 賈[言羽]「フフフ。……では、出撃命令を長沙に送ります。吉報をお待ちくださいませ」 命令書送付中……。\(x\)_∠⌒.〜〜〜 紀霊「おう、出撃命令が来たか。……このたびの戦、お主らに気張って貰うぞ」 於夫羅「オーケー、ミーたちに任せておいてクダサーイ」 呼廚泉「ミーたちの鉄騎兵で、劉ヨウ軍などケチョンケチョンにしてやりマース」 紀霊「おいおい、寝返らせる将まで蹴散らすなよ」 劉豹「マイファーザーはちとおバカさんデース。心配デース」 於夫羅「HAHAHA! マイサンの言葉、事実だけに痛いデース」 呼廚泉「オーマイブラザー、ノープロブレム! ミーもおバカデース。みんなバカなら怖くナーイ」 紀霊「あー頭痛い……」 長沙より軍を進発させる。 総大将が紀霊、参軍が劉豹(知力:34)。 於夫羅・呼廚泉・劉豹の鉄騎兵を中心とした、4万8千の軍である。 同時期、江陵より李通・韓玄・孫瑜の2万5千の兵が増援として出撃した。 ■203年2月(続き2) 一方、劉ヨウ軍は4万ほどの軍勢を出撃させ、柴桑との境にある山地で待ち構えていた。 陳登「総大将の陳登である。参軍の華[音欠]どの、作戦を」(←寝返り約束中の人) 華[音欠]「はっ、作戦は迎撃に致しましょう」(←こちらも寝返り約束中) 曹豹「そうですな。下手に奇襲など出来ませんからな」(←これまた寝返り約束中) 胡赤児「建業より援軍も来るとか」(←これも寝返り約束中) 高順「なに、韓浩軍なにするものぞ。必ずや追い返してくれん」(←何も知らない人) 呂岱「うむ、我らの地を奴らに荒らさせはしないぞ」(←こちらも何も知らない) かくして、柴桑争奪戦は始まった。 華[音欠]「(さて、少しは参軍として働いてみせねばな。 かと言って、あちらが不利になってはしょうがない……) よし、敵将の於夫羅にこの偽手紙を送れ!」 兵士「於夫羅様! 長沙より、急使が手紙を持ってまいりました!」 於夫羅「ホワット? そのレター、見せてプリーズ」 『長沙に向かって敵軍が侵攻中だよーん。ボヨヨーン』 於夫羅「オー長沙に敵軍が行ったデストー! ハヨ戻るデース!」 ずどどどど 紀霊「ちょ、ちょっと待て於夫羅! どこに行くか〜!?」 於夫羅、いきなり虚報で退却。韓浩軍、兵は3万4千となる。 華[音欠]「なにィー! あの手紙に引っかかったというのか! な、なんてアホな将なんだ……」 華[音欠]、呆然。 紀霊「くっそー! 於夫羅がいなくなったので数的に不利になったではないか……。 早く、敵将を寝返らせねば」 劉豹「Oh、紀霊どの! 敵の増援部隊が来ちゃったみたいデース」 紀霊「くっ、早いな」 劉ヨウ軍の増援が到着。劉ヨウ軍は9万に膨れ上がった。 敵増援の将は、陳横・潘璋・諸葛瑾・厳o・張英の5人。 しかし、韓浩軍も李通ら江陵の増援が到着。兵士は5万9千となる。 紀霊「援軍が来たぞ! さあ、敵の増援部隊を蹴散らせ!」 厳o「おーおー。そこに見えるは元袁術の将、紀霊ではないか。言わば、猿に飼われていた犬だな」 紀霊「んだとゴルァ!」 厳o「お、犬が怒ったか」 紀霊「……そこを動くなぁぁぁぁ!」 厳o「バカが、自ら包囲網の中に突っ込んできおったな!」 紀霊「しまった!?」 劉豹「OH!紀霊どのがピンチデース! ヘルプするデース!」 厳o「ぬうっ! 鉄騎兵の突撃とは……一旦下がれ!」 紀霊「すまん、劉豹!」 劉豹「紀霊どの、熱くなっちゃ駄目デース」 紀霊「……(俺よりバカな奴に言われたくないな)」(←知力:52) ■203年2月(続き3) 一方、呼廚泉は別の道より進攻していた。 呼廚泉「ムム!? 敵部隊発見ネー! 」 呼廚泉、いくつかの敵部隊を発見。その中にいた胡赤児に、寝返りの密使を送った。 胡赤児「よーし! この時をもって我が部隊は韓浩軍である! あ、曹豹どのも一緒にどーぞ」 曹豹「うむ、我が部隊も韓浩軍に寝返った! それ、呂岱の部隊を攻撃せよ!」 呂岱「き、貴様ら! 裏切ったか!?」 呼廚泉「HAHAHA! 味方と思ってた部隊に包囲される気分はドーデスカー?」 呂岱「お、おのれェ、このクソ外人めがー!」 呂岱、包囲され一斉攻撃にて全滅。呼廚泉に捕らえられる。 さて、紀霊と劉豹は……。 諸葛瑾「そこの将! 『朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足』これなーんだ?」 劉豹「ホ、ホワット!? ワカラナイデース!」(混乱) 厳o「ホレ、そこに敵がいるぞ」 劉豹「え、エネミー!? ウワー!」(同士討ち) 紀霊「バカ! ここにいるのはワシだ、味方だぞ!」 劉豹「Oh! もう何が何だかサッパリデース!」 彼らはもてあそばれていた。 李通「紀霊どのたちが危ないようです! 急いで!」 ンボ〜ッ 李通「わわっ、火罠!?」 韓玄「何やっとるか李通! 罠ぐらいちゃんと解除せい!」 李通「うぐぅ……(まともに罠を解除できないような人に言われたくないんですけど!)」 李通が火罠にかかるも、江陵増援軍は紀霊らのいるところへ急行、敵増援と交戦に入る。 潘璋「むっ! 江陵の増援部隊だな!」 李通「敵増援軍の将ですね!? 一騎討ちで勝負です!」 潘璋「ほほう、女武将とは……面白い、受けて立とう!」ガキーン 李通「女と思って甘くみたわね! ええい!」ジャキーン 潘璋「な、なに! つ、強い!?」 李通、潘璋を負かし捕らえる。 韓玄「李通め、やりおるな。よーし孫瑜、ワシらはあそこの張英の部隊を攻めようぞ!」 孫瑜「はっ、そう致しましょう!」 韓玄、孫瑜らと共に張英を包囲、殲滅する。 さてその頃、おバカさんたちは。 劉豹「オゥ……ようやく、混乱が収まりましたデース」 厳o「おやおや、バカがようやく目が醒めたようだぞ、ハハハ」 劉豹「ヌウウ、バカ呼ばわりは許せマセーン!」(挑発に引っかかる) 紀霊「ああっ、またか……」 厳o「おや、犬も目が醒めておるようだ」 紀霊「んだとゴルァ!」(こちらも挑発に引っかかる) まだもてあそばれていた。 ■203年2月(続き4) その頃、別働中の呼廚泉の部隊は。 呼廚泉「高順の部隊に突撃デース!」 高順「くそ……兵力差が大きい!」 胡赤児、曹豹の協力もあり、砦に立て篭もった高順を捕らえた。 砦を占領後、敵本陣へと進軍を続ける。 一方、紀霊・劉豹の危機に、李通らが援護攻撃を開始した。 李通「それ、諸葛瑾の部隊を攻撃せよ!」 韓玄「そーれそれ! やってやれ!」 諸葛瑾「むむっ! ここで奴らに好きにやられては困る……」 コキーン 韓玄「どうした! 部隊が動かぬぞ!」(足止め) 諸葛瑾「……アホが引っかかったようだ」 乱戦状態の本隊をよそに、呼廚泉たち別働隊は本陣に肉薄。 呼廚泉「ヤホー! 華[音欠]どの、寝返ってクダサーイ」 華[音欠]「了解した! ささ、陳登どのも」 陳登「うむ、我が部隊は韓浩軍に味方する!」 本陣を守っていた2将が寝返り、柴桑の劉ヨウ軍本隊はこれでいなくなってしまった。 諸葛瑾「なに! 寝返りにて本隊は全滅!?」 厳o「諸葛瑾どの、退却せねば!」 紀霊「そーはさせん……よくもコケにしてくれたな! 全軍、追撃だ!」 劉豹「このウラミ、絶対晴らすデース! ファックユー!」 陳横「ヒイー! 外人コワイー!」 戦は終結した。 退却を図った諸葛瑾・厳o・陳横もを捕らえ、韓浩軍の勝利である。 戦功1位は、3人の将を捕らえた呼廚泉だった。 解放:高順・厳o・陳横・張英・潘璋 登用:呂岱・諸葛瑾 厳oの持っていたアイテム「孝経伝」を奪う。 ■203年2月(続き5) <新たなる脅威> 紀霊「やれやれ、どうなることかと思ったワ」 劉豹「申し訳アリマセーン、マイファーザーがおバカだったので苦戦シマシータ」 紀霊「お前も十分バカだ。ワシも人のことは言えんがな」 呼廚泉「HAHAHA! 終わり良ければ全て良し、デース。 こうしてビクトリーを祝う酒を飲めるのデスカラ、良いではアーリマセンカ」 紀霊「うむ、まあそうだな。 呂岱どのも諸葛瑾どのも、我が軍に降ったからには、これから働いてもらいますぞ?」 呂岱「は、承知しております」 諸葛瑾「これからは韓浩様のため、働くといたしましょう」 バタバタバタ 兵士「一大事にございます! 建安の王朗軍が、兵をこちらに差し向けたとのこと!」 紀霊「のわにー!?」 劉豹「それはベリーピンチデース! 韓浩様にお知らせするデース!」 紀霊「う、うむ! 急使を送り、援軍を請え! 我が軍も防衛のため出撃だ!」 呼廚泉「イエスサー!」 江陵。 賈[言羽]「建安の王朗軍が柴桑に攻め込んだ由にございます」 韓浩「……戦争後の兵の少ないところを狙われるとは。やられましたな」 賈[言羽]「いえ、敵兵は6万弱とのこと、十分撃退できる数です。 ただ、呼廚泉・劉豹などは余り頭のいい将ではないゆえ、計略などがあると危ないでしょう」 韓浩「うん、こちらからも援軍を出すことにしよう。 孫策・程普・太史慈・李通、そして兄上! 柴桑を救援してくれ!」 孫策「ははっ! 先ほどの戦は留守番でした分、存分に働きましょうぞ!」 孫策以下、5人の将率いる6万の兵は一路柴桑へと向かう。 柴桑近辺の街道にて、紀霊率いる防衛部隊は王朗の軍と対峙していた。 諸葛瑾「非才ながら、この諸葛瑾が参軍として作戦を提案致します」 紀霊「いやいや、コイツらに任せるよりは100万倍マシ」 劉豹「Oh! 紀霊どのヒドイデース! せめて1万倍ぐらいにしといてクダサーイ!」 呼廚泉「どっちにしろユーの方がはるかにバカってことデスネー!」 劉豹「HAHAHA! マイアンクル、そんなに誉めないで欲しいデース!」 呼廚泉「全然誉めてないデース!」 紀霊「……諸葛瑾どの、構わず進めてくだされ」 諸葛瑾「は、はい。王朗軍は約6万、ほぼ我が軍と同数です。 兵士の差はありませんが、しかしあちらの参軍は周瑜のようです。油断できません」 紀霊「ううむ、名のある知将ではないか。心配だな」 諸葛瑾「なるべく時間を稼ぎ、江陵の援軍の力を借りて撃退するのがよろしいでしょう」 紀霊「よし……劉豹、呼廚泉! なるべく戦を長引かせるんだ」 呼廚泉「イエス! 任せとくデース!」 劉豹「匈奴魂を見せてやるデース!」 紀霊「し、心配だ……」 ■203年2月(続き6) 総大将紀霊、参軍諸葛瑾。劉豹・呼廚泉・陳登・華[音欠]・曹豹・呂岱・胡赤児が迎撃。 かくして柴桑防衛戦の幕が切って落とされた。 周瑜「上は大水、下は大火事、これなーんだ?」 劉豹「アヒョーン」(混乱) 周[日斤]「ホレホレ、匈奴のエビスはエビスビールでも飲んでおれ」 呼廚泉「ぬー! ナンダカ判らないけど怒ったデース!」(挑発に乗る) 夏侯蘭「そーれあっち向いてホイ」 曹豹「うおー目が回るー」(混乱) 紀霊「だ、だめだこりゃ……」 劉豹他、馬鹿将の部隊、ことごとくもてあそばれて兵士のほとんどを失い、後方に逃げてくる。 劉豹「申し訳ないデース」 呼廚泉「恐ろしい敵デース」 曹豹「ありゃあ、かなわん」 紀霊「お前らがバカなだけだ!」 ●新登録武将紹介 夏侯蘭 カコウラン 武力:67 知力:53 政治:44 魅力:65(実在) 曹操の将。新野に落ち延びた劉備を討つべく曹操の出した軍の副将となる。しか し諸葛亮の策にはまり張飛と一騎討ちになり馬上から突き落とされて死んだ。 呂岱・陳登らが何とか踏みとどまっていると、江陵からの援軍到着。 孫策「孫策見参! 王朗軍など蹴散らせ!」 周瑜「おお、伯符。こんなところであなたと会うとは……」 孫策「公瑾! 王朗の軍師にまでなっているとはな! ……お前が王朗軍に降ったお陰で、私は国を失ったのだぞ!?」 周瑜「何を言われる……あなたが悪いのだ!」 韓玄「おおっ? なんかホモの修羅場っぽいが」 李通「失礼ですよ、韓玄どの」 孫策「私の何が悪かったのだ!? 言ってみろ!」 周瑜「あなたの浮気のお陰で、大喬が拗ねて出て行ってしまったからだ!」 孫策「な、何を言う! そんなことは関係ないだろう!」 周瑜「いや! 大喬が小喬を連れて出て行ってたのだ、大いに関係ある! そのお陰で、私は生きる気力を失い、王朗との戦にも負けてしまった。 しかし、王朗はそんな私を取り立ててくれた! だから、今の私は王朗軍の軍師であり、それ以上でもそれ以下でもない!」 孫策「……そうか。ならば、一切の遠慮はいらんな! 突っ込め!」 周瑜「簡単にはやらせぬぞ! 応戦せよ!」 韓玄「お、話は終わったようだの。ワシらもやるぞ」 李通「周瑜どのが可哀想に思えますが……しょうがないですね」 江陵増援軍の奮戦により、王朗軍を撃退。 周瑜は孫策が捕らえ、他に夏侯蘭、周[日斤]、軻比能を捕らえた。 ■203年2月(続き7) 孫策「周瑜。何か言いたいことはあるか?」 周瑜「どうにでもしたまえ。私は敗軍の将だ、何も語ることはない」 孫策「夏侯蘭、周[日斤]、軻比能は解放した。あとはお前だけだぞ」 周瑜「他の者は関係ない。斬るなら早く斬れ」 孫策「バカ野郎!」バキッ 李通「そ、孫策どの!」 孫策「止めるな李通、私が拳で教えてやるんだ! 少しでも頭を下げれば、こっちだってすぐ許してやるというのに!」 韓玄「……どう考えても、浮気云々はお主が悪いぞ」 孫策「や、やっぱりそう? すまなかったな、周瑜」 周瑜「い、いや……こっちこそ、すまん」 李通「……あっさり謝りましたね」 韓玄「あのサッパリした性格が孫策の良さじゃろ」 孫策の説得により、周瑜が韓浩軍に加わることになった。 ■203年3月 江陵。 韓浩「空いている長沙太守を韓嵩どのに、柴桑の太守を周瑜どのに任せようと思う」 周瑜「はっ? い、いや、私はまだ新参者にて……」 賈[言羽]「いや、周瑜どの。実力ある者が太守になる。これは当たり前のことです」 韓浩「柴桑は水辺が多く、建安・建業・廬江・江夏と、接する都市も多い地。 周瑜が太守となって守りを固めてもらえれば、これほど安心できるものはない」 周瑜「そこまで私をかってくださるとは……。 承知いたしました! この周瑜、韓浩様のために柴桑をなんとしても死守しましょう!」 孫策「(うんうん)」 柴桑太守に周瑜、長沙太守に韓嵩を派遣。 また、長沙より柴桑に於夫羅・許貢・張允を移動させる。 柴桑にて徴兵、訓練。 賈[言羽]「韓浩様。建業の密偵より情報が届いたのですが。 劉ヨウ配下に、新しき将が加わったようです」 韓浩「新しき将? 誰です?」 賈[言羽]「は、名を陸遜と申しまして、周瑜どのに勝るとも劣らぬ知将にございます」 韓浩「なんと、そのような将が劉ヨウの配下となってしまうとは……」 賈[言羽]「いえいえ、今ならば楽に引き抜けまする。孫策どのに登用させましょう」 韓浩「うむ……孫策、頼む」 孫策「ははっ」 登用中……(゚д゚)ウマー 陸遜「このたびは私などをお誘いいただき、誠に恐悦の極みにございます」 韓浩「うん、これからは我が軍で力を振るってくれ」 陸遜「ははっ」 孫策「陸遜は水軍の扱いに長けてるようです。蒙衝を授けておくべきかと」 韓浩「そうだな、賈[言羽]、陸遜用の蒙衝を作ってくれ」 賈[言羽]「かしこまりました」 ■203年4月 孫策「漢中の張衛が、上庸の劉表に攻められ、滅ぼされたようです」 韓浩「五斗米道の国もこれで潰えたか」 賈[言羽]「力ある者が生き残るのです。信仰の力のみでは国は保てません。 しかして、力をつけるには名も必要です」 韓浩「……名?」 賈[言羽]「はい、名とは官爵のことです。 今の韓浩様は無位無官にて、実はありますが名がありません」 韓浩「朝廷に働きかけて官爵を得ろ、とおっしゃられるのか?」 賈[言羽]「はっ。官爵が授かられれば、武将たちに将軍職を与えることができます。 さすれば、戦にてさらなる活躍をしてくれるでしょう」 韓浩「ふむ……よし、軍師に任せる。虞翻と共に朝廷工作をしてくれ」 賈[言羽]「ははっ」 韓浩「しかし、その間ぼーっと過ごすわけにもいかない。 武陵にて兵を増強させよ。それと、劉曄に襄陽周辺を調べさせてくれ」 賈[言羽]「はい。そのように」 賈[言羽]・虞翻、朝廷工作。武陵にて徴兵、訓練。 劉曄で上庸・襄陽・新野・江夏の情報を得た。 以下、追加分。 ■203年4月 孫策「漢中の張衛が、上庸の劉表に攻められ、滅ぼされたようです」 韓浩「五斗米道の国もこれで潰えたか」 賈[言羽]「力ある者が生き残るのです。信仰の力のみでは国は保てません。 しかして、力をつけるには名も必要です」 韓浩「……名?」 賈[言羽]「はい、名とは官爵のことです。 今の韓浩様は無位無官にて、実はありますが名がありません」 韓浩「朝廷に働きかけて官爵を得ろ、とおっしゃられるのか?」 賈[言羽]「はっ。官爵が授かられれば、武将たちに将軍職を与えることができます。 さすれば、戦にてさらなる活躍をしてくれるでしょう」 韓浩「ふむ……よし、軍師に任せる。虞翻と共に朝廷工作をしてくれ」 賈[言羽]「ははっ」 韓浩「しかし、その間ぼーっと過ごすわけにもいかない。 武陵にて兵を増強させよ。それと、劉曄に襄陽周辺を調べさせてくれ」 賈[言羽]「はい。そのように」 賈[言羽]・虞翻、朝廷工作。武陵にて徴兵、訓練。 劉曄で上庸・襄陽・新野・江夏の情報を得た。 ■203年5月 韓浩「うーん……」 韓玄「どうした浩、ウンウン唸って」 韓浩「あ、兄上……いや、放った密偵より参った報告書を見ていたのですが……」 韓玄「うん? 襄陽と江夏の情報じゃな」 韓浩「ええ。襄陽の劉表軍は兵士12万。江夏の劉備軍が兵士7万です」 韓玄「江夏の方が攻めやすそうじゃな」 韓浩「いえ、そうとも言えないんですよ。江夏の太守は関羽、軍師として諸葛亮がいるのです」 韓玄「関羽……ワシはあまり好かん。あのヒゲを一度ばっさり切ってやりたいわ」 韓浩「劉備軍は将が優れているので、兵7万程度でも嘗めてはかかれないのです。 かと言って、襄陽には甘寧・朱然という武将がおり、兵の数も侮りがたい……」 韓玄「進む道がない、ということか。そういう時は、進まなければよいのじゃ」 韓浩「兄上〜。戦いをやめることはできないのですよ〜」 韓玄「阿呆、ただ進むのを止めるのではない。少し時間を置いて戦力充実に努めろということじゃ」 韓浩「……なんということだ。兄上がまともなことを……」 韓玄「ワシかて真面目に考えることもあるわい。 まあ、兵を鍛えながらしばらく待とうではないか?」 韓浩「そうですね。焦らず行きましょう」 ○その他の状況 劉表領の漢中が、梓潼から攻めてきた劉璋に攻め取られる。 賈[言羽]の薦めで、劉璋配下の閻圃を登用。 柴桑から紀霊・李楽・呂岱らを桂陽に移動。士燮軍への備えとする。 賈[言羽]の朝廷工作にて、州刺史に任じられる。 ■203年6月 賈[言羽]「韓浩様、お喜びください。 先月に引き続き、今月も朝廷工作を行ったところ、州牧の職に任じられましたぞ」 韓浩「そうですか。しかし、工作には金が掛かるものですね……」 賈[言羽]「金に困ってるわけでもありませんでしょう。 まあ、米も余っておりますし、桓階どのあたりに売らせて資金を作っておきましょう」 韓浩「うん、お願いします。あ、私はこれで失礼します、ちょっと行くところがあるので」 賈[言羽]「……?」 韓玄「どうじゃ、金は持ってまいったか」 韓浩「はい。蔵より1万ほど引き出してまいりました」 韓玄「しかし、君主はいいのう。好きな時に金を引き出せるのだからの」 韓浩「いえ、この金は元々都市のものです。そう無駄には使えませんよ」 韓玄「そんなもんか。……まあよい、それでは参ろうか」 韓浩「はい……」 『らんじぇりーぱぶ 南郡』 芸姫「あらー玄さん久しぶりーん。あら、そちらのお方は?」 韓玄「ガハハハ、ワシの弟じゃ。ワシに似て才能溢れる男じゃぞ」 韓浩「よ、よろしく」 芸姫「よろしく♪ あ、そうだ……あなたならコレ、役に立つかも」 韓浩「……何ですか? それ」 芸姫「んー管子とか貞子とか言ったかしら。とっても頭が良くなる本なんですって」 韓浩「え、それをくださるんですか?」 芸姫「やーねぇ、タダのわけないわよー。ちゃんと代金は取るわよ」 韓浩「あ、アハハ、そうですよねぇ」 芸姫「買う? 買ってくれたら、今日は少しサービスしてア・ゲ・ル♪」 韓浩「か、買います」 韓玄「む、羨ましいのぅ。ワシにもサービスしてほしいぞ」 芸姫「玄さんには何度もサービスしてるじゃないの、贅沢言わない。ささ、こちらへどーぞ」 今夜はお楽しみでした。 ●オリジナルアイテム紹介 「管子」 カテゴリ:経書 効果:智力+5 特技:鬼謀 管仲の著。政治・経済・軍事・教育について論じている。 ■203年7月 ○漢詩大会 韓浩「それでは漢詩ファイト!」 賈[言羽]・諸葛瑾「……レディー!」 陳登・陸遜・周瑜「……ゴー!」 ファイト中……ヽ(´ー`)ノ 韓浩「見事な詩であったぞ」 周瑜「ははっ、ありがたきお言葉」 優勝は周瑜でした。 ○江陵にて 賈[言羽]「今月も、朝廷工作を行います」 韓浩「うん、虞翻・陸遜などを使ってくだされ」 工作の結果、江陵の金を3000ほど朝廷に貢ぎ、北中郎将に任じられた。 韓浩「さて、少し暇ができたかな……。たまには、巡察でもしてみるか。 江陵はまだ全然見て回っていなかったからな」 商人「おや、韓浩様。見回りですかい」 韓浩「ん。商売のほうはどうなってる?」 商人「へえ、治安もいいし商いも活発ですし、儲かってますよ」 韓浩「そうか、そりゃ良かった」 商人「そうだ、韓浩様にいい物をお譲りしますよ。墨子っていう書物なんですがね」 韓浩「ふんふん?」 商人「これ持ってると、不思議なアザが出てくるそうです」 韓浩「……それって呪いのアイテムじゃないか!」 商人「いやーそれがとっても神々しい光を放つんですよ。今、私の身体にも出てます」 韓浩「え? どこに?」 商人「ちょっと待ってくださいね(ゴソゴソ……スポ)」<頭の毛を外す 韓浩「……ヅラ!?」Σ( ̄ロ ̄||| 商人「(ぺかー)どうです、光ってるでしょ。買いますか?」 韓浩「まっ、まぶしいっ! か、買うからその光向けないでっ」 商人「はい、まいど〜」 韓浩「……(うーん、ハゲが光ってるだけにも見えたが……)」 墨子を購入しました。 ●オリジナルアイテム紹介 「墨子」 カテゴリ:論文 効果:政治+5 特技:聖痕 全ての人を愛するべきという考え「兼愛説」を説いた墨子の書。 ■203年8月 孫策「洛陽の李[イ寉]が馬騰の弘農を攻めましたが、敗戦。 李[イ寉]は捕らえられ、斬首された模様です。跡目は、李別が後を継いだとのこと。 この隙に、陳留の曹操が洛陽を攻め取ったようです」 韓浩「周公にまでなった男が斬首か。まさに乱世だな」 ●新登録武将紹介 李別 リベツ 武力:55 知力:40 政治:28 魅力:42 (実在) 李カクの甥。樊稠が旧知の韓遂を見逃したことを李カクに報告、樊稠は李カクに 斬られる。のち曹操軍と戦い、許猪に斬り殺された。 賈[言羽]「韓浩様、兵の増強ばかりが軍備ではありません。 技術を高め、新たな武器を生産し兵に与えましょう」 韓浩「新たな武器?」 賈[言羽]「はい。この江陵の技術をもう少し高めれば、『連弩』という強力な弩が生産できます。 周辺は水地が多く、弩が強力になれば船上での戦闘が有利になりましょう」 韓浩「そうなのか……では、技術力向上に努めましょう」 賈[言羽]「はっ。それから、そろそろ各将に将軍職をお与えになってもよいのでは」 韓浩「おっと、すっかり忘れてました。人選を考えましょう」 昭文将軍・周瑜を筆頭に、討逆将軍・孫策、以下は太史慈・黄蓋・ 孫権・賈[言羽]・程普・李通・蒋欽・満寵・陸遜・韓玄という人事となった。 楊任「なんで私は選ばれなかったんだ……旗揚げ当初からいるのに」 孫翊「それがしもだ」 黄蓋「お主らは単に実力不足じゃ」 2人「ガーン!」 江陵にて徴兵、訓練、技術開発。 ■203年9月 孫策「李別軍が天水から安定に、上党から晋陽にと相次いで兵を出しましたが、いずれも敗退。 また、晋陽の袁譚軍が李別の上党に攻め返したようですが、これも失敗したようです」 韓浩「領地が分裂している状態をどうにかしたくて、それが焦りとなっているののだろうか」 賈[言羽]「その点、韓浩様は領地を常に2つ以上の連結を維持しております。 この戦略眼はさすがにございます」 韓浩「ははは、いやあ、それほどでも」 賈[言羽]「半分はお世辞ですので、あまり本気にされませんよう」 韓浩「ぐふ」 賈[言羽]「そんなことより、軍力向上に務めましょう。 桂陽に人材が埋もれてますれば、張バクどのに捜索をさせましょう」 韓浩「うん、他には兵士の徴兵と訓練、技術開発ですね」 賈[言羽]「今月の開発で、連弩生産が可能になります。 韓浩様と私、劉曄どのしか開発はできませんが、なるべく各将に行き渡るようにしたいですな」 桂陽で人材捜索、趙範を登用。 武陵・江陵で徴兵・訓練。 江陵で技術開発、連弩が生産可能となる。 韓浩、連弩を生産し賈[言羽]に与える。 韓浩「ちょっと街でも見るか。……おや?この馬は……」 商人「オオお客サン、お目が高いアルネー。これはすごい名馬アルヨ。由緒正しい馬アルヨ」 韓浩「お前さんはスゴくうさん臭いが」 商人「オー、それはヒドイ物言いアルネ。せっかくこの馬を安く売ってあげようとオモタアルのに」 韓浩「あ、いや、済まなかった。それで、この馬は?」 商人「ハイハイ、この馬は『風雲再起』というアル。かの有名な東方不敗の愛馬だった馬アルヨ。 この馬に乗ってると、突撃ができるようになるアルネ」 韓浩「東方不敗という人物は知らないが……まあ、いい馬だというのは判る。買おう」 商人「ありがとうアル〜」 韓玄「お、浩。馬など連れてどうした」 韓浩「兄上。いや、街で見かけましたので買ってまいりました。 どうです、いい馬でしょう。この馬に乗っていると戦闘で突撃できるのですよ」 韓玄「……お前、絶影に乗っておっただろうが。アレは強行移動が可能だったはずだが。 お前は戦場で、2頭に一緒に乗るつもりか?」 韓浩「はっ!? そ、そうでした……どうしましょう」 韓玄「そんなの自分で考えんか。ワシャ知らん」 韓浩「(゚д゚)ウマー」 ●オリジナルアイテム紹介 「風雲再起」 カテゴリ:名馬 特技:突撃 天空を駆け、大気圏脱出も可能な怪物。東方不敗、ドモン・カッシュの愛馬。 ■203年10月 賈[言羽]「韓浩様、劉曄どのを柴桑に派遣したく思いますが」 韓浩「ん? 何ゆえです?」 賈[言羽]「劉曄どのは連弩を生産することができますれば、 柴桑の将に連弩を分け与えて頂きたく思います。どうでしょうか」 韓浩「ふむ……周瑜や諸葛瑾といった者たちにも与えられるか。 防衛力の強化のためにも、行ってもらおう」 賈[言羽]「はっ、早速彼を派遣いたしましょう」 劉曄を柴桑に派遣。 江陵にて連弩を生産。 陸遜・虞翻・韓玄などが朝廷工作。 賈[言羽]「王朗より貢物が届いております。 『以前は戦争仕掛けてゴメンナサイ。これからは仲良くしましょCHU!』 ……との手紙が添えられておりました」 韓浩「最後の『CHU!』は何なんだ……。まぁ、くれるというなら貰っておくが」 王朗より貢物が届く。 ■203年11月 孫策「洛陽の曹操軍が、李別の河内を攻め取ったようです。 また、それにより手薄になった洛陽を、弘農より馬騰軍が攻め、勝利した模様」 韓浩「とうとう、馬騰が上洛を果たしたか。数年前には考えられなかった事態だな」 賈[言羽]「もともと、馬騰軍は騎馬部隊が強力ゆえ、兵や糧秣が揃えばこれくらいは 当然のことでしょう。良い軍師も得て、ますます飛躍するやもしれません」 韓浩「楊脩……太尉だった楊彪の子、だったか」 賈[言羽]「はい。多少智をひけらかすことがありますが、才気溢れる者にございます」 韓浩「馬騰軍、要注意ということか……」 江陵で徴兵・訓練。 江陵・柴桑にて連弩を生産。 李通「韓浩様、よろしいですか」 韓浩「おや、李通。どうした?」 李通「はい、今日は武力鍛錬の師事に参りました。よろしいですか?」 韓浩「いいですよ。早速やりましょうか」 鍛錬中……(≧ω≦) 韓浩「さすがに、目一杯やったので疲れただろう。今日はこれで終わりにしよう」 李通「は、はい……(フラフラ)ああっ」 韓浩「あ、危ない!」 バターン 李通「も、申し訳ありません」 韓浩「い、いえいえ……」ぷにぷに 李通「あの、胸、触らないでいただけますか?」 韓浩「ああああ! す、すまん!」 李通「きょ、今日はこれで失礼します」 韓浩「あ、ああ……」 ■203年12月 孫策「寿春の劉備軍が、曹操領の[言焦]に攻め込みましたが敗戦した模様です」 韓浩「……」 賈[言羽]「韓浩様? どうされました」 韓浩「……あ、ああ、何でもない。劉備軍もこれで弱体化してくれればいいのだが」 賈[言羽]「そうですね。今後の攻略目標を劉備領の江夏に絞り、軍備を整えましょう」 孫策「おお、ようやく戦ですか。私はいつになったら動くのかと、ウズウズしておりました」 賈[言羽]「フフ、将軍、すぐにというわけには参りません。 あと2、3ケ月かけて軍備が整ってからです」 孫策「ううむ、待ち遠しいですな。李通どのもそうでしょう?」 李通「……え? え、ええ……」 賈[言羽]「まずは諸将への連弩の配備、そして兵の訓練を重点に行いましょう」 韓浩「う、うん……軍師に任せます」 賈[言羽]「……?」 江陵で兵士の訓練。 江陵・柴桑にて連弩を生産。 他、朝廷工作など。 韓浩「兄上……ちょっとご相談が」 韓玄「ん? どうした韓浩、思いつめた顔して」 韓浩「いえ、その……ここのところ、胸が苦しいのです。食欲もなくて……」 韓玄「飲みすぎじゃな。よくワシもなっておる」 韓浩「い、いえ、そうじゃなくて、ぼうっとして、胸がドキドキしまして……」 韓玄「加えて風邪か。薬飲んで寝ておけ」 韓浩「あぅーそうではなくてですねぇ」 韓玄「わかったわかった。女じゃろう?」 韓浩「は、はい。以前から綺麗な人だとは思っていたのですが、最近ふとしたことで 意識するようになりまして……」 韓玄「全くウブじゃのう。そういう時はガツーンと告白じゃ!」 韓浩「ええっ、いきなりですか?」 韓玄「フフフ、『兵は神速を尊ぶ』じゃよ」 韓浩「……あ、兄上の口から兵法が出てくるとわ!?」Σ( ̄ロ ̄;) 韓玄「あぁん? ワシが兵法を語っちゃいかんのか?」 韓浩「い、いえ、そんなことないですが。……告白か」 韓玄「まあ、ちょっと考えてみい。お前は君主なんだから、恋愛のみにかまけてはおれんのだぞ」 韓浩「は、はい……」 ■204年初頭の状況 ○個人情報 韓浩 41歳 所在:江陵(君主) 領地:江陵・長沙・武陵・零陵・桂陽・柴桑 名声:12697 官爵:北中郎将 所持:青コウの剣・六韜・中庸・絶影・説宛・考経伝・管子・墨子・風雲再起 武力:97(+10)青コウの剣 知力:91(+8)六韜 政治:90(+5)中庸 魅力:77 特技:(発明)・応射・反計・収拾・偵察・無双・(突撃)・一騎・(強行)・修復 ・乱射・(神算)・鼓舞・罵声・穴攻・(鬼謀)・(聖痕)・行動・鍛錬・(富豪) ○都市情報 江陵 兵:137400 太守:韓浩 軍師:賈[言羽] 部将:閻圃・[萠リ]良・韓玄・虞翻・公孫度・ 荀[言甚]・孫策・孫瑜・太史慈・陳到・程普・満寵・陸遜・夏侯傑・桓階・李通 武陵 兵:101000 太守:孫権 部将:鞏志・黄蓋・侯成・蔡和・蒋欽・孫翊・潘濬・楊任 長沙 兵:0 太守:韓嵩 部将:王必 桂陽 兵:88000 太守:張バク 部将:紀霊・向朗・曹性・趙範・呂岱・李楽 零陵 兵:12000 太守:劉度 部将:劉延 柴桑 兵:115000 太守:周瑜 部将:於夫羅・華[音欠]・許貢・呼廚泉・諸葛瑾・ 曹豹・張允・陳登・劉豹・劉曄・胡赤児 ○勢力状況 曹操:9(軍師:荀ケ)……[亠兌]州・豫州・徐州・冀州 袁譚:8(軍師:田豊)……幽州・冀州・青州 劉璋:7(軍師:法正)……益州北部・漢中 韓浩:6(軍師:賈[言羽])……江陵・荊州南郡 馬騰:6(軍師:楊脩)……涼州・雍州・司隷 李別「周公」:3(軍師:張美貴)……宛・天水・上党 士燮:4(軍師:姜伯姫)……交州・益州南部 劉備:3(軍師:諸葛亮)……寿春・廬江・江夏 劉表:3(軍師:[萠リ]越)……荊州北部 王朗:2(軍師:張昭)……会稽・建安 劉ヨウ:2(軍師:管寧)……建業・呉 袁術:1「陳皇帝」(軍師:魯粛)……汝南 友好:曹操・劉璋 敵対:劉表・袁術・劉備 |