○ 第二章 「韓浩 武勇ヲ鍛エ師ヲ超エル」 ○ 

■197年1月

曹操「そういえば韓浩ちゃん、私のところにきて何年になったっけ?」
韓浩「5年になりますね」
曹操「そうかぁ、もうそんなになるのね……じゃ、お給料上げてあげる」
韓浩「ありがとうございます」(あと何年いるんだろうな)

韓浩「あれ、兄上」
韓玄「よぉ浩、酒を飲もうぞ!」
韓浩「またですか……兄上って酒癖悪いからなぁ……」
韓玄「ん? なんぞ言うたか?」
韓浩「いえ何も」
(酒は飲め飲め黒田節)
韓玄「(散々酔っ払って)そーいや浩、永安にはまだ有能な人材が埋もれてるらしーぞー」
韓浩「(全くしらふ)そうなんですか」
韓玄「埋もれてる言うても地面の下にはおらんぞ、ガハハハハ!」
韓浩「判ってますよ、それくらいは……全く酔うと親父ギャグばっかりなんだから……」
韓玄「アアーン? 誰が黒ヒゲ危機一髪じゃと?」
韓浩「そんなこと言ってません」

韓浩「永安に人材、か。後のために在野の士を見つけておくのもいいかもしれないな」
韓浩が永安にて探訪を行ったところ、姜叙という者を見つけた。
帰ってきてからさっそく手紙を書く。

■新登録武将紹介
姜叙 キョウジョ 武:69 知:71 政:62 魅:77(実在)
撫夷将軍。楊阜・趙昂らと共に馬超と戦い、夏侯淵の援軍もあり
勝利するが、母親を逃亡中の馬超に殺された。

姜叙「曹操軍の韓浩どのより手紙だと? どんな内容だ……(ペラ)」

拝啓 姜叙どの
   お友だちから始めましょう。
           by らぶりー韓浩

姜叙「………(冷汗)」

この後、姜叙が手紙をどうしたかについては歴史に残ってはいない。
しかし、彼はこの後すぐに劉璋に仕官した。まるで何かから逃げるように。


■197年2月

韓浩「あれ、姜叙どのが劉璋に仕官したのか……まあいいや、とりあえず人脈はキープしとこう」
今月も姜叙に手紙を送る韓浩。
しかし返書は来なかった。

韓浩「うーん、人脈か。兄上の話では劉表のところにいるのは優れた人材ばかりらしいけど……」
韓浩は未だ気付いていなかった……『韓玄より』優れた人材ばかり、ということに。
韓浩「よし、兄上に会いに行ってみよう」

韓玄「よぅ浩! よく参ったな」
韓浩「兄上ばかりに来てもらっては悪いですから」
韓玄「そうだ、ちょうど客が来ておったんだ。会っていけ」
[萠リ]良「劉表様の配下にて、韓玄どのの同僚の[萠リ]良にございます」
韓玄「[萠リ]良どのはワシの飲み友達でもあるんじゃぞ」
韓浩「そうですか。韓浩と申します……兄上が非常にご迷惑をおかけしております……」
[萠リ]良「ははは、さしたる迷惑でも……ありますが、あなたが気にしなくてもよろしいですよ」
韓玄「何じゃお主ら、まるでワシが迷惑大魔王かのようなことを言いおって」
[萠リ]良「(実際そうなんだが……)韓浩どのは荊州は初めてですな?
  私が色々とお教えいたしましょう」
韓浩「あ、ありがとうございます」


■197年3月

韓浩「今月の仕事も終了、と。そうだ、[萠リ]良どのにお礼の手紙でも書こう」
人脈を広げていく韓浩であった。

郭嘉「おや、韓浩さんいらっしゃーい」
韓浩「どうも。今日は是非、お聞きしたいことがありまして」
郭嘉「ほう、一体なんでしょ」
韓浩「その……彼女を作るには何が必要なんでしょう!?」

郭嘉「顔だね」
韓浩「(゚д゚)ハァ い、いや、それ以外では……」
郭嘉「ない」
韓浩「(;TДT)ハァ〜」
郭嘉「別に泣かないでも。まあ、強いて挙げれば『爽やかさ』かな?」
韓浩「爽やかさ……」
郭嘉「スカッと爽やかに口説き文句を決められれば、女の子もグラッとくるはずさ」
韓浩「ありがとうございます!」タッタッタッタッ
郭嘉「まあ、これも相手によるからね、こういうのが嫌いな人も……ってもういないし」

韓浩「爽やかさか……。よし、あそこの町娘で試してみよう! もしもし、おぜうさん」
町娘「あの……なんでしょう?」
韓浩「えーとですね(さあ!爽やかに言うんだ!)」スカッ
町娘「え?……うっ」グラッ……バターン
韓浩「ああっ! スカッと爽やかに言う前に、スカッとすかしっ屁をしてしまった!」
オヤジ「てめえ、うちの娘に何するんだ!」
韓浩「ヒィ、逃げろ〜」ぴうー
オヤジ「あっ! てめえ、今度見たらただじゃ置かねえぞ!」

これ以降、韓浩は外へ出歩けなくなってしまった。


■197年4月

曹操「韓浩ちゃん、今日の呼び出しなんだけどね」
韓浩「何でしょう?」
曹操「ちょっと場所変えてほしいんだけど」
韓浩「場所ですか? はい」(立ち位置を右に移動)
曹操「いや、その場所じゃなくて……許昌に移動してほしいのね」
韓浩「許昌ですか?」
曹操「そうそう」
韓浩「(しつこいなこのシャレ)はぁ……わかりました、許昌に参ります」
曹操「太守は曹仁ちゃんだから、よく補佐してあげてね〜」

韓浩「先月の事件で陳留には居辛くなってたところだし、ちょうどよかったな」

許昌に移動した韓浩は、典韋と再会を果たした。
典韋「韓浩、こっちに異動になったんだってな」
韓浩「これは師匠! お久しぶりです!」
典韋「さあ、曹仁様の元に連れてってやろう」

曹仁「おう、俺が太守の曹仁だ! しっかり働いてくれよ!」
韓浩「は、はい。よろしくお願いします」
曹仁「期待してるぞ! 泥舟に乗った気分にさせてくれよ!」
典韋「曹仁様、それを言うなら箱舟です」
韓浩「どちらも違うんですが……(;´д`)」

韓浩「さて、赴任して日も浅いし、巡察でもしておくか」
農民「そなたが韓浩様でおじゃるか? 雨が降らず難儀しとりますのじゃ。雨を降らせてくりゃれ」
韓浩「……本当にあなた農民ですか? 言葉が変なんですけど」
農民「そないなことよいではあらしゃいませぬか。はよ雨降らせてたもれ」
韓浩「参ったな。雨乞いか……よし、やってみせましょう」

韓浩「あーめあーめふーれふーれかーさんがーじゃっのめっでおっむかっえうっれしいなー」
韓浩はスキップダンスを踊った。
ザー!!
韓浩「わ、本当に降ってきた」
農民「空が泣いておる……。涙雨じゃ……」

韓浩は民の心をがっちりと掴んだのであった。


■197年5月

典韋「公孫[王贊]の北平が袁紹に攻め取られたらしいな」
韓浩「へぇ……私調べてきていいですかね?」
典韋「そうだな、まだ曹仁様より命令はないことだし」
韓浩「行って来ます」

韓浩「公孫[王贊]配下だった者が何人かいるな……。
  この晏明という者もその一人か。後で手紙を送ってみよう」

■新登録武将紹介
晏明 アンメイ 武:62 知:46 政:21 魅:50(実在)
魏の曹洪の武将。当陽県で趙雲に打ちかかったが、簡単に倒された。


■197年6月

韓浩は北平にいる晏明に会いに行った。
晏明「ようこそおいでくださいました。それがしが晏明です」
韓浩「韓浩です」
晏明「実は先客がいましてな。紹介いたしましょう」
韓浩「ほう……どなたでしょう」
袁譚「はじめまして。私は袁紹が長子、袁譚でございます」
韓浩「袁紹の子ですか……!?」
袁譚「あ、そう身構えずとも。
  危害など加えません、むしろ有名な韓浩どのに会えて光栄に思っています」
韓浩「有名、ですか?」
袁譚「ええ、『曹操軍中に文武を兼ね備えし韓浩あり』との風聞は我が軍にも届いております」
韓浩「そ、そうなんですか、でへへ」
袁譚「(……おだてに弱い人間と見た)」

韓浩「すっかり話し込んでしまった。後で袁譚どのにお礼の手紙を書いておこう」


■197年7月

使者「韓浩様、漢詩大会を開くので韓浩様に是非参加して欲しいとのことです」
韓浩「承知しました。前回は恥かきましたからね、今回こそは頑張ります」
使者「汚名挽回ですね」
韓浩「……それを言うなら汚名返上か名誉挽回です」

郭嘉「………(朗々と詩を詠う)」
陳矯「むむっ。素晴らしい出来だ」

曹操「優勝は郭嘉ちゃんね」
郭嘉「まっ、実力通りってことでしょ」
韓浩「うーん、健闘はしたんだけどなぁ……」

韓浩「さてと……袁譚どのに会いに行ってみよう」
袁譚「おや韓浩どの、ようこそ。どうですか、狩りにでも行きませんか?」
韓浩「狩りですか、いいですねぇ〜。行きましょう!」
袁譚「ではさっそく、これをどうぞ」
韓浩「……熊手?」

韓浩と袁譚は潮干狩りを楽しんだ。


■197年8月

曹操「韓浩ちゃんには威西将軍は似合わないわね。威北将軍に格下げね」
韓浩「ええ? 似合わないって理由だけでですかっ? マジですか?」
曹操「うん、マジよ」
韓浩「そうですか……」

韓浩「うーん……何が悪かったんだろう。何か曹操様の気に障ることでもやったかな。
  しかし欲求不満だなぁ。よし、こういう時は修行でストレス発散しよう!」

韓浩「どうりゃー! うっしゃー! こりゃー! ぬうりゃー! おうしゃー!」

この修行により、韓浩は「おうしゃー(応射)」の特技を身に付けたのである。

■197年9月

典韋「張魯が李[イ寉]領の武都に攻め込んだが、逆にとっ捕まって斬られたそうだぞ」
韓浩「マヌケですね」
典韋「新興宗教の教祖なんてなるもんじゃないな。張角も張魯もひでえ死に方だ」
張魯が死に、張衛が後を継ぐ。

韓浩「師匠、久しぶりに稽古つけていただけますか?」
典韋「うむ。よかろう」
韓浩「では、よろしくお願いします」
典韋「よし……いくぞ! このワシのコスモは今燃えている! ヌオオオ!」
韓浩「なんの、我がセクシーコマンドーは無敵! ハァァァ!」

韓浩の武力と変態度が上がった。

■197年10月<陳留攻防戦>

曹仁「ていへんだていへんだ!」
韓浩「おう、ハチ、何がていへんなんでい」
曹仁「誰がハチだ!」
韓浩「すいません、ついノリで」
曹仁「曹操様のいる陳留が呂布に攻められたそうだ!」
韓浩「ええっ!? そりゃていへんだ!」
典韋「そりゃまったくていへんだ!」
于禁「ていへんだ!ていへんだ!」

「ていへんだ!ていへんだ!ていへんだ!」

満寵「……いつまでやってるつもりですか! 一刻も早く援軍に行かねばならないでしょう!」
曹仁「お、おう、そうだったな!
  よし、この5人(曹仁・典韋・満寵・于禁・韓浩)で援軍に向かう!」
全員「アイアイサー!」

呂布軍12万と陳留の曹操軍10万は街道で対峙していた。

呂布「そ、曹操なんて、攻め滅ぼしちゃうんだな。僕は、つ、強いんだな」
曹操「呂布め……ついに牙を剥いたわね」
荀ケ「曹操様、呂布はオツムが弱いゆえ、策にさえハマれば撃退できます」
曹操「うん、野戦で迎え撃ってやるわよ」
荀ケ「許昌から来る援軍に早く来るように伝令を走らせます。翌日には到着するでしょう」
曹操「後は仕掛けた罠に引っかかってくれればいいんだけど」

曹仁「ボスケテ? それが軍師の言葉か」
満寵「ボスケテとは『ボスがピンチだ、早く助けて、早く僕らを助けに来て』の意にございますぞ」
典韋「曹操様のピンチじゃ! 急ぐぞ!」
韓浩「おー」
ずどどどどど


■陳留攻防戦(続き)

許昌の援軍が到着、曹操軍は19万に膨れ上がった。

呂布「そ、曹操め、か、数ばかり増やしても、ぼ、僕の侵攻は止められないんだな」
んぼぉっ
呂布「わ、わわわ、い、いきなり、火が出たんだな」
程イク「呂布が火罠にかかりおったわ! それ、すかさず混乱させてやれ!」
呂布「オロローン」

その頃の韓浩。
韓浩「よし、空の敵本陣を奪い取ったぞ!」
戦闘もせずちゃっかり美味しいところを持っていっていた。

呂布「ひ、火はついてるし、本陣は落とされるし、あ、頭に来たんだな」
曹昂「呂布軍が突撃してくるだと!? うわぁぁぁぁ!!」
呂布の突撃であっという間に激減した曹昂の部隊は、退却した。
呂布「ぼ、僕は強いんだな。次の相手は誰なのかな」

韓浩「うーん……味方は優勢(一部退却した人がいるみたいだけど)、
  このまま本陣にいるだけじゃ手柄にならないな。
  よし、あの部隊の将に一騎討ちを挑もう!」
高順「うん? 本陣に居座っていた部隊がこっちへ向かってくるだと!?」
韓浩「やぁやぁ我こそは曹操軍許昌増援部隊の韓浩なりぃ! 敵大将、いざ尋常に勝負せよ〜!」
高順「てめぇとなんてやってられっかこのヴォケ!」
韓浩「むぅ、断られた。この手に光る青コウの剣のせいか」

呂布「戦闘は、あ、あまりしてないのに、なぜか、兵士が減ってるんだな。不思議なんだな」
火計でかなりの兵を失った呂布、退却。自動的に呂布軍総退却。
曹操「よーし、みんな追撃よぉ!」
韓浩「おー」

曹操軍は呂布軍を撃退した。
韓浩「私が勲功第三ですか!?」
ほとんど戦闘らしい戦闘をしてないのに三番目。


■197年11月

韓玄「ウス」
韓浩「おや兄上、今月も暇なんですか」
韓玄「うむ。飲むぞ」
韓浩「またですか……」
韓玄「そう言うな、天水の情報を教えてやるから」

韓浩「そういや兄上、私この間、初陣を果たしました」
韓玄「おおう! そりゃめでたい! さっ祝い酒じゃ、一気に飲め」
韓浩「は、はい。うぐっうぐっうぐっ」
韓玄「おーいい飲みっぷり! んで、戦では活躍したのか?」
韓浩「はい、カラの敵本陣を押さえて勲功三位でした」
韓玄「おおう! そりゃまためでたい! しかもチャッカリしてるところが実にお前らしい!
  さっ、もう一杯飲め。一気でな」
韓浩「は、はい。うぐっうぐっうぐっ」
韓玄「ワシも戦をしたいんだがな……劉表様が襄陽から移動させてくれないのだ」
韓浩「そりゃ兄上がバ……」
韓玄「バ?」
韓浩「いえ、その……馬騰の抑えのために残しておきたいからでは」
韓玄「アホゥ、馬騰など1都市しかない弱小ではないか。怖れることはない」
韓浩「そ、そうですね、あははー」


■197年12月

韓浩「曹仁様から頼まれた治安の仕事を片付けて、と。
  さて、今月の修行は……」

満寵「韓浩どの……何をしてるんですか?」
韓浩「これは満寵どの。今やっているのはモノマネの修行です」
満寵「モノマネ?」
韓浩「はるか昔、最強とうたわれたモノマネ師がいたそうです。
  モノマネのみで敵を殲滅したという……」
満寵「はぁ、そういう話があるんですか……
  で、そのオカマっぽい仕草は誰のモノマネなんですか」
韓浩「曹操様です」
満寵「……(告げ口してやろうか)」

これにより、韓浩は相手の計略をモノマネする「反計」の特技を身に付けたのである。


■198年1月

韓浩「ふう、許昌の土地は肥沃だな。秋には今月の開墾の成果が出るだろう。
  おや、袁譚どのから手紙が来ているな。えーとなになに……
  『弟なんて嫌い嫌いだいっ嫌い』……? 何か兄弟で嫌なことでもあったのかな?
  私は兄上と喧嘩したことはないからなぁ。よくわからないや。
  さて、鍛錬でもしよう」

韓玄「ぐぁぁ!」
[萠リ]良「どうされた、韓玄どの。居眠りしていたと思ったらいきなり起き上がって」
韓玄「い、いや、昔の夢を見てな……弟と喧嘩する夢じゃ」
[萠リ]良「ほう、あの韓浩どのと。
  しかしあの方も素直な御仁のようだし、喧嘩にならないように思えるが」
韓玄「いや、あやつは一度キレると手がつけられんのじゃ。
  しかもその間の記憶がない、と始末におえん。何度半殺しの目にあったことか」
[萠リ]良「左様か……怒らせないよう気をつけんとな」


■198年2月

典韋「ていへんだ!」
曹仁「おう、何がていへんなんでい」
典韋「そ、それが親分、とにかくていへんなんでい!」
曹仁「とにかくていへん、じゃ全然判らねーじゃねえかい」
満寵「好きですねぇ(ため息)」
韓浩「いや全く」
典韋「……あー、いや、大したことじゃないんだがな。
  陳留の曹操様の軍が呂布領の濮陽に攻め入ったんだがな。
  呂布軍に負けちまった、とそういうわけよ」
曹仁「どこが大したことねーんだよこのヴォケ! 一大事だろが!」
典韋「す、すんません親分、でも捕まった将もいねぇし兵の損害もそれほどじゃねえというこって…」
韓浩「お師匠、またハチの口調になってますが」
典韋「お、おう、こりゃまたウッカリ」

満寵「しかし、呂布の武勇は流石というべきですな。
  ここ許昌は呂布領とは接してませんが、戦になった時は気をつけましょう」
典韋「なァに、その時はワシが奴を倒してみせるわい」
韓浩「そうですね! お師匠ならば、武力もオツムも呂布に匹敵します!」
典韋「ガハハハそう誉めるなよガハハハハ!」
満寵「(オツムも……って誉めてるのだろうか)」


■198年3月

満寵「劉璋が李[イ寉]領の天水に攻め入ったが、敗退したらしいですな」
韓浩「そうですかー。ちょっと天水の様子を調べさせます」
(将来の独立の時のために、誰か役に立つ将がいるかもしれない)

韓浩「うーん、めぼしい人材はいないな……うん?
 この金旋という人物……何か……兄上に通じるものを感じる」

天水の金旋に手紙を出してみることにした。

金旋「曹操軍の韓浩から手紙? なんであろうか」パラ

拝啓 金旋どの
   無能なあなたが欲しい
          by 韓浩

金旋「ただの嫌がらせか愛を語っているのか、意味を掴みかねる内容だ(汗」


■198年4月

曹操「韓浩ちゃーん、いらっしゃーい」
韓浩「えーと、今回のお呼び出しは何なのでしょう……」
曹操「もちろん、韓浩ちゃんに会いたくなっただけよ♪」
韓浩「……許昌に戻ります」
曹操「あーうそうそ! 威南将軍にしてあげるから呼んだの〜。
  だから帰っちゃダメ〜」
韓浩「はぁ」

韓浩、威南将軍に任じられる。

韓浩「さて、今週のサザエさん……もとい今月の修行はと。
  この通販で買った睡眠学習枕で、寝ながら勉強するとしよう」
  夜。韓浩睡眠グー。そして朝。
韓浩「いやー。夢の中に裸体の女性が出てくるとは思わなかったなぁ。
  途中でいきなり女性が徐盛に変わった時は、小便ちびるかと思ったけど。
  ……ところで徐盛って誰だろ?」(※まだ徐盛は登場してません)

これにより、韓浩は「夢想」もとい「無双」の特技を身に付けたのである。


■198年5月

韓浩「曹仁様に言われた仕事も終わったし、帰ってひとっ風呂浴びるかな……って兄上」
韓玄「おう。遊びに来たぞ」
韓浩「今月も暇なんですか」
韓玄「まァな(TдT)」

韓玄「のう、浩よ。この中華で今英雄と呼べるのは誰じゃ?」グビグビ
韓浩「なんです、いきなり」
韓玄「まあ、よいから言うてみい」
韓浩「そうですね。華北の袁紹などは?」
韓玄「勢力は大きいかもしれんが、人物は大したことはあるまい」
韓浩「そうですか。では……兄上の主君劉表どのや蜀の劉璋どのはいかがです?」
韓玄「劉表様は人は良いのだが英雄とは呼べんな。劉璋などは小物よ」
韓浩「では、帝のいる洛陽を抑えている李[イ寉]は」
韓玄「ただの運のいいバカにすぎんわ」
韓浩「(李[イ寉]も兄上にバカ呼ばわりされたくはないだろうなぁ)
  他には、徐州の劉備、揚州の孫策などは……」
韓玄「ふむ。それらしい名が挙がったな。しかし劉備はただのムシロ売りの成り上がり。
  孫策は親父の遺臣のお陰で国を保っている武力バカ。どちらもまだ足りん」
韓浩「それならば、我が主君である曹操様は?」
韓玄「そうさな……今挙げた人物のなかでは一番英雄に近いかもしれん。しかし……」
韓浩「しかし?」
韓玄「オカマじゃからなぁ」
韓浩「そうですねぇ。それじゃ、今は英雄なんていないじゃないですか」
韓玄「いや、いる。……それは、ワシとお前じゃ!」

ガガーン! ガラガラピッシャーン!

韓浩「んなワケあるかぁっ!」ヽ(゚д゚)ノ
韓玄「なんじゃー。お茶目なギャグじゃろーがー」


■198年6月

曹仁「おう韓浩、商業開発を頼むぜ」
韓浩「了解です」

韓浩「どれ、街の商業活動の様子でも見とくか」
商人「おっ、また会いましたね旦那」
韓浩「ん、いつぞやの商人じゃないか」
商人「どうです? 中庸でお金がウハウハでしょう?」
韓浩「うん、確かに金が貯まるのが早いね」
商人「今日は『六韜』なんかがお奨めですよ、なんと神算を覚えます」
韓浩「神算か……それはいいな。あると軍師として活躍できる」
商人「ま、他のに比べれば若干値が張りますけどね。買います?」
韓浩「うむ。いただこう」

六韜を購入、神算を覚えた。


■198年、秋<武術大会>

郭嘉「さぁー今年もやって参りました『帰ってきたチキチキ!曹操軍一騎討ち大会』!
  実況はおなじみ私、郭嘉奉孝がお送り致します!
  2代目の優勝者は誰になるのでしょうか!? どう見ますかアートネイチャーの文若さん?」
荀ケ「誰がアートネイチャーですか」
郭嘉「アレ? 違うんですか? まあいいでしょう。で、どうでしょうか」
荀ケ「そうですねぇ、前回同様、典韋どのと許[ネ'者]どのが抜きん出てますねぇ。
  しかし今回も両者がAブロックにいます。このブロックの準決勝が事実上の決勝と言えるでしょう」
郭嘉「なるほど、さすがはリーブ21使用の文若さんですね」
荀ケ「ヲイ」
郭嘉「さあ、それでは一騎討ちファイト、レディーゴー!」

ワーワーワー

韓浩「一回戦は曹仁様が相手か。前回の準決勝で勝ってるとはいえ、油断はできないな」
曹仁「おう韓浩! 今回こそは勝たせてもらうぜ!」
韓浩「太守だからといって手加減はしません! ぬりゃー!」
曹仁「なにぃぃぃ! また負けかぁぁぁ!!」
郭嘉「あーっと曹仁、またしても噛ませ犬状態だぁー!」
曹仁「郭嘉! 後でヒドイ目に合わせるぞゴルァ!」


■武術大会、準決勝

韓浩「師匠も許[ネ'者]どのも順調に勝ったようだ。私も負けてられないな」
夏侯惇「おう、韓浩。ちょっと強くなったからって調子に乗るなよ」
韓浩「あ、前回大会で一回戦負けの夏侯惇どの」
夏侯惇「こっこの!ぶちたおーす!ヽ(TДT)ノ」

ガッキーン

夏侯惇「ま、負けたのか……この俺が……韓浩ごときに……」
韓浩「フフフ、夏侯惇どの、すでに力の差が逆転していることに気付いていないとは……。
  笑止千番! 貧弱貧弱ゥ!」
夏侯惇「く、くやちー!」バタバタ

郭嘉「韓浩、決勝進出! 続いて準決勝第2試合、典韋VS許[ネ'者]です!」
典韋「韓浩と決勝で戦わねばならんのでな。勝たせてもらうぞ許[ネ'者]!」
許[ネ'者]「なんの、今回こそそれがしが決勝に参ります!」

ワーワーワー

ガッキーン
典韋「くっ……負けか……」
許[ネ'者]「ぐうっ……勝ちはしたが、腕が……」
郭嘉「勝者は許[ネ'者]、しかし典韋の最後の攻撃で怪我を負った模様だー!」
荀[或〃]「かなりわからなくなってきましたねぇ」

典韋「すまなかったな、決勝で戦うことができなくて」
韓浩「いえ……しかし相手は許[ネ'者]どのですか」
典韋「ワシの最後の一撃で、100%の力は出せなくなっているはずだ。いいか、必ず勝てよ」
韓浩「はい。師匠に教えてもらった技を、存分に発揮します!」


■武術大会、決勝

郭嘉「さあー決勝です! 果たしてどちらが勝利するのか、目が話せません!」
荀[或〃]「現在の単純な武力差では韓浩どのが有利ですな」(韓浩:95 許[ネ'者]:89)
許[ネ'者]「いくぞ韓浩どの!」
韓浩「こちらこそ! 一騎討ちファイト! レディー……」
2人「ゴー!」

ワーワーワー

典韋「行け韓浩! 最初はジャブだ、左アッパーだ、ホラ右パンチ! チッ反撃か、倍にして返せ!
  フックだボディだボディだチンだ、ええい面倒だその辺でノックアウトさせろ!」
韓浩「ちょっと師匠うるさいです! しかも全く関係ないアドバイスですよ!」
許[ネ'者]「勝負中によそ見か! 食らえ!」
韓浩「なんのッ! 秘奥義、脳斬雷都枢布礼楠!」
許[ネ'者]「なにィー!?」

解説しよう!
脳斬雷都枢布礼楠とは、相手の腰に手を回し、そのまま抱えあげ後ろの地面に叩きつける技だ!
受け身が取り辛いこと、大きな相手にも決めやすいことから結構使われているんだ!
というか、もはや一騎討ちじゃねー!

郭嘉「脳斬雷都枢布礼楠でピンフォール勝ち! 韓浩やりました、初優勝だ!」
荀[或〃]「秋山準マンセー」
韓浩「や、やった……優勝したんだ!」
典韋「よくやったな韓浩、これもワシの助言のお陰だな!」
韓浩「なに言ってるんですか、実力ですよ!」
許[ネ'者]「あんたらセリフが逆ダヨ」

韓浩は優勝した。俸禄アップ&報奨金1000をゲット。
そして……。
曹操「そうそう。これもあげるわね」
韓浩「こっ……これは絶影!?」
『影を踏ませないほど早い』という意味の名を持つ馬。それを賜ったのである。

『韓浩リプレイ〜てっぺんとったる〜』 完

韓浩「終わってへん終わってへん」

典韋「絶影かぁ。ええのぅ」
韓浩「いいでしょう。ふっふっふ♪」
典韋「ええのぅ、実にええのぅ。のぅ韓浩、ワシの双戟と交換せぬか?」
韓浩「いやでぇす♪」
典韋「なんだゴルァ!師匠の言うことが聞けんというのか!?」
韓浩「そうでぇす♪」

韓浩「さて。喜んでる暇はない、今月もお手紙大作戦だ〜」
以前に手紙を送った金旋と、李[イ寉]配下の徐晃にお手紙を送る。

徐晃「曹操軍の韓浩から手紙か。どれどれ……
  『マサカリ持ってると金太郎と間違われませんか』??
  いったい、金太郎とは何だ?」



■198年8月

満寵「上党の張燕が、袁紹に攻められ滅んだそうです。張燕も斬られたとか」
韓浩「張燕どのが、ですか?」
満寵「顔見知りですか? 彼は山賊あがりだと聞いてますが」
韓浩「いえ、実際に会ったことはありませんが……恰幅のいい英傑だったと聞き及んでいます。
  一度お会いしたいと思ってましたが……」
満寵「そうですか。……度量が広い人物が勝つ、というわけではありませんからね。
  良き人間が死に、悪人ほどしぶとく生きる。そんな世なのかもしれません」
韓浩「……後で線香でもあげておきます」

韓浩「袁譚どのに会いにいってみるか」
袁譚「おや、韓浩どの、ようこそ。表情が暗いですがどうしました?」
韓浩「いや、大したことではないです。ただ人の一生とははかないものだな、と……」
袁譚「ははは、人の命がはかないのは古来より変わりません。今更どうこうできるものではありませんよ。
  どうです、気晴らしに狩りにでも行きませんか?」
韓浩「また潮干狩りですか?」
袁譚「いやいや、今の季節ならやっぱりアレでしょう」

韓浩と袁譚はもみじ狩りに出かけた。

韓浩「やれやれ、もみじ狩りか。しかし袁譚どのも私を気遣って連れ出してくれたのだろう。
  ……って袁譚どのはどこに行ったのだろう。おーい袁譚どのー」
小虎「にゃー」
韓浩「何!? 虎が返事をした? ということは袁譚どのが虎になってしまったのか!?」
小虎「にゃーにゃー(ちゃうわい、こいつバカだにゃー)」
韓浩「よくはわからんが否定されたみたいだな……ならば虎よ! この私が退治してくれん!」
小虎「にゃにゃーぶにゃー(うわっいきなり襲うのか、こいつヒドイにゃー)」
韓浩「いくぞ! ぬりゃー」

袁譚「おお、韓浩どの。探しましたぞ」
韓浩「それはこっちのセリフですよ……お陰で虎退治するハメになりましたよ」
小虎「うにゃぁ……(自分から挑んでおいてそりゃないにゃ……)」


■198年9月

韓浩「おや兄上」
韓玄「おう暇なんだよ文句あんのかゴルァ(TдT)」
韓浩「まだ何も言ってませんが……」
韓玄「しかし今日は重要なことを教えてやろうと思ってきたんだぞ! 感謝しろよ」
韓浩「え、何ですか?」
韓玄「フフフ、聞いて驚くなよ、それはな……諜報さえしていれば、6ヶ月間その都市のことがよーくわかるのだ!」
韓浩「……そんなことは前から知ってますが」
韓玄「あ、そうなの? ごめんちゃい怒らないで」ビクビク
韓浩「怒りませんよ。それよりお酒でも飲みますか」
韓玄「お、気が利くじゃないか。そういやお前、最近見ないうちに凛々しくなったような気がするな」
韓浩「え、そうですか? 最近魅力を鍛錬するようにしてるんですが」
韓玄「おう、ワシの弟だけはある。まあワシほどではないがなガッハッハ!」
韓浩「はあ(言ってろ、この腐れ肉まん)」←実は少し怒ってる

韓浩「さて、今月の鍛錬は……おや、ゴミがいっぱい落ちてる。
  よし、これを全て拾うことで鍛錬を行おう」

これにより、韓浩は「(ゴミ)収拾」の特技を身に付けたのである。


■198年10月

曹仁「おう、ていへんだていへんだ!」
満寵「何がていへんなんですか、八兵衛さん」
曹仁「八兵衛じゃねえって。いやな、陳留の孟徳の軍がな、呂布のいる濮陽に攻めこんだってぇのよ」
韓浩「口調が八兵衛ですよ、曹仁様」
曹仁「もともとこういう口調だよ!べらんめェ!」
典韋「それでていへん、もとい大変だということは曹操様が負けたんですか!?」
曹仁「いや、勝っちまった」
韓浩「じゃあ結構じゃないですか」
曹仁「いやそれがな。呂布のヤローが投降して、我が軍の麾下に入ったんだよ」
満寵「そりゃあ……大変ですね」
典韋「……どこが大変なので? ワシにはさっぱりわからんのですが」
満寵「いやあ、さすがは呂布に匹敵するオツム……いやゲフンガフン」
韓浩「良いですか師匠、中原一の豪傑が配下になったのです。しかもいつ裏切るかわからない男です。
  味方でいるうちは心強いかもしれませんが、いつ後ろから槍でブスリとやられるかわからないんですよ」
典韋「そりゃあ……ていへんだ!」

韓浩「しかし。逆に私にとっては都合がいいかもしれない。
  裏切りやすい呂布ならば、私が独立した時の戦力として迎えるのも容易ではないだろうか……」
この頃より韓浩は、独立すべき時を図っていたのであった。
典韋「韓浩、何をカメラ目線でブツブツ言ってるんだ?」
韓浩「いえ何もー」

濮陽のとある場所。そこで男たちは酒を酌み交わしていた。
陳宮「呂布様が曹操に下ってしまうとはな。
  ワシは仕官を拒否したが、しかしこのまま在野でいるつもりもない」
宋憲「私も、このまま世捨て人で終わるつもりはないですよ。とりあえず洛陽にでも行ってみるつもりです」
韓浩「失礼します。こちらに陳宮どのがおられると思いますが……」
陳宮「おや、これは韓浩どのですな。手紙受け取りましたぞ」
韓浩「ちょっとお会いしたくなりましたので、来てみました」
陳宮「こちらは宋憲どのです。私と同じく不遇を囲っております」
宋憲「よろしく」

韓浩「よし、次は……我が軍に下った張バクどのや曹性どのに手紙を出しておくか。
  そうそう、呂布どのにも出しておくとしよう。
  少し時間が掛かったが、我が韓の旗印を掲げる日もそう遠くないかもしれないな」


■198年11月

韓浩は、濮陽にいる曹操から呼び出しを受けた。
韓浩「曹操様、今日の呼び出しは……」
曹操「何だと思う?」
韓浩「いえ、見当がつきませんが……(まさか、独立の意思を察したのでは……)」
曹操「韓浩ちゃん。ちょっと言いにくいんだけど……」
韓浩「ヒッごめんなさい!」
曹操「?? 謝るのはこっちなのよ。ちょっと呂布ちゃんに将軍職与えたいから、
  韓浩ちゃんの威南将軍の職返してもらいたいのよ。代わりに威西将軍にするから」
韓浩「そ、そうですか、ヨカタ」
曹操「よかった?」
韓浩「あ、いえ、何でもないですーアハハハハハー」
曹操「変な韓浩ちゃん」

韓浩「えぇと、張バクどの、曹性どの……侯成どの……宋憲どの、陳宮どの……呂布どの、と。
  手紙を書くのも大変だな」
旧呂布の配下たちに手紙を送り、人脈を作り上げる韓浩であった。


■198年12月

典韋「ていへんだ親分!」
曹仁「どうしたハチ。まあまあそう焦るな、どうだおめえも一杯?」
典韋「いやマジ大変なんっス! 酒なんて飲んでられねっス!」
曹仁「そう言いつつ、その差し出している杯はなんだ? まあ飲めや」
典韋「いただくっス! グビグビー」
満寵「しかし、典韋どのがそこまで慌てるとは……一体、何が起きたんですか?」
典韋「そ、そうなんス! 陳留が[業β]の袁紹軍に攻め込まれて、奪われちまったんス!」
曹仁「何だと! 何で早く言わねーんだよゴルァ! 酒まで飲みやがって!」
典韋「ううっ曹仁様が焦るなとか言ってるからっスー」
満寵「落ちついてください曹仁様。それで、我が方の被害は?」
典韋「守備隊の毛[王介]どのが斬られちまったっスー。
  あと荀攸どのと劉曄どのが捕われて、袁紹の配下にさせられたっスー」
満寵「なんと……兵の損失はまた雇えばよいが、将の損失は痛すぎる……」
韓浩「荀攸どのと劉曄どのが袁紹軍に……」
(これはこれで、私には有利かもしれない……)ニヤ

曹仁「コラ韓浩! 今は思い出し笑いなんてしてる暇ねーぞ!」
韓浩「す、すいません!」

満寵「濮陽の曹操様の軍が、陳留を取り返したそうです」
韓浩「そうですか。劉曄どのと荀攸どのは?」
満寵「荀攸どのは戻ってきたんですが、劉曄どのは退却中の袁紹軍に姿があったそうです」
韓浩「そう……ですか。ふむ」
満寵「???」
曹仁「おう韓浩、ここにいたか。商業やってくれや」
韓浩「すいません、お断りします。今月はちょっと忙しいので」
曹仁「そうか、まあ無理とは言わねえ。そうだ、弩作ったんでおめえにやるよ」
韓浩「あ、ありがとうございます。でも今月は忙しいですからね」
曹仁「ちっ」

韓浩「うう、ドキドキするな。食われたりしないだろうな……。
  お邪魔しまーす。韓浩です」
呂布「お、おお、よく来たんだな。歓迎するんだな」
韓浩「中華一の武を誇る将軍が我が軍に来たと聞き、是非お会いしたいと思っていました」
呂布「ふ、ふふ、中華一か。き、気分がいいんだな」
韓浩「よければ、これからも将軍と、よしみを通じたい、と思っております」
呂布「うん、うん、ぼ、僕の方こそ、よろしく頼むんだな」
韓浩「ありがとうございます。(良かった、喋りは変だけど普通の人みたいだ)」
呂布「そ、そうだ、い、いいことを教えてあげるんだな」
韓浩「いいこと、ですか?(なんだろう?)」
呂布「せ、占トを持ってる人は、う、占いが、できるんだな」
韓浩「……(当たり前じゃないか……)」(;´Д`)

韓浩「さて。自勢力に引き込めそうな人たちとの友好も深めた。
  あとはいつ去るか……」

いよいよ、曹操と袂を分かつ時が近づいていた。


■199年初頭の状況

●個人情報
韓浩 36歳 所在:許昌(曹操配下)
名声:4643 階級:三品官 将軍:威西将軍

武力:97(+10)青コウの剣
知力:89(+8)六韜
政治:88(+5)中庸
魅力:73
特技:応射・反計・収拾・偵察・無双・一騎・(強行)・修復・乱射
 (神算)・鼓舞・罵声・穴攻・行動・鍛錬・(富豪)
所持アイテム:青コウの剣・六韜・中庸・絶影

●勢力状況
袁紹:9(軍師:田豊)……華北一帯
劉表:8(軍師:[萠リ]越)……荊州一帯
李[イ寉]:7(軍師:賈[言羽])……司隷・雍州一帯・涼州南部
劉璋:6(軍師:法正)……益州北部
士燮:4(軍師:なし)……交州・益州南部
曹操:4(軍師:荀ケ)……[亠兌]州・豫州
劉備:4(軍師:陳羣)……徐州・寿春・廬江
王朗:2(軍師:周瑜)……会稽・建安
劉ヨウ:2(軍師:管寧)……建業・呉
公孫度:1(軍師:なし)……楽浪
公孫[王贊]:1(軍師:なし)……襄平
張衛(張魯の後継):1(軍師:閻圃)……漢中
張楊:1(軍師:なし)……河内
馬騰:1(軍師:韓遂)……西平
袁術:1(軍師:魯粛)……汝南
孫策:1(軍師:孫権)……柴桑

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