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独占スクープ！
長期連載リプレイ「金旋伝」、次回で最終回！？
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この度、我々ウオツチ編集部りりーふwatch特捜班は驚くべき情報を入手した。なんと、あの長期連載中の抱腹絶倒大人気リプレイ「金旋伝」が、次回の更新で最終回を迎えるというのだ。
「金旋伝」は、コーエーの歴史シミュレーション「三國志Ⅸ」「三國志Ⅸ With パワーアップキット」のゲームプレイを元にしたWEB連載リプレイである。2003年春の公開開始以来、５年近くも連載を続けてきた長寿企画である。そのリプレイが、次で終わってしまうというのである。これは大スクープだろう。
我々は作者へ突撃インタビューを試みるべく、六本木ヒルズ最上階の彼のスタジオへ向かった。だがあいにく留守とのことで、残念ながら直接のインタビューはできなかった。その代わりと言ってはなんだが、彼に近い筋のとある人物に「本名は出さない」という条件のもと、話を聞くことができた。仮にその人物をK.S.氏としておこう。そのやりとりの一部始終はこうだ。
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作者とかなり親密な関わりを持つK.S.氏
ネクタイがオシャレなナイスミドルである。 |
――早速ですが、「金旋リプレイが次回で最終回」との噂ですが、この真偽のほどは？
K.S. ああ、本当だよ。残り１回で終わりだね。
――
前回の第九十六章では新キャラも登場して、これからの展開が期待されていたと思うのですが。
K.S. それでも、終わりだよ。話が終わるんじゃなくて、リプレイを終わらせるんだからね。
――これまでのストーリーの展開からして、次回でまともな終わらせ方をするのは難しいと思うのですが……どういった形でまとめるのでしょうか？
K.S. はっはっは、そんなの簡単じゃないか。「俺たちの戦いはこれからだ！」って感じになると思うよ。剣を構えたシーンにして、『○○の勇気が世界を救うと信じて…！』てな感じでもいいかな。
――それではまるっきり打ち切りマンガのような感じになってしまうのでは？
K.S. 実際に打ち切りだからね。作者本人が「書くの飽きた」って言ってるし。
――飽きた、ですか。
K.S. 続けていくだけのモチベーションが無くなったらしい。まあ５年もやってれば飽きてくるのも仕方ないと思うよ。むしろ、ここまでよくやったと言うべきだろう。
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「飽きた」……なんとも寂しい話である。それでは作者は、金旋リプレイを終わらせた後、どのような活動をしていくつもりなのだろうか。この点もK.S.氏に聞いてみた。
――金旋リプレイは終わってしまうとのことですが、その後はどのような創作活動をされるのでしょうか。
K.S. まだ構想の段階で具体的には決まってないようだが、新たなリプレイを始めるとか言っていたね。詳しい中身までは知らないが、タイトルは「恋姫無双 de 三国志」にしようか、って話だ。
――「恋姫無双」というと、例のはわわ孔明などが出てくる……
K.S. そう、三国志を題材にした美少女ゲームだな。その武将を使って、コーエー三国志のリプレイをするんじゃないかな？
――それでは健全な三国志ファンはついてこれないのではないでしょうか？
K.S. うーん。健全な三国志ファンが……って言うけど、それじゃ今のリプレイはどれだけ硬派なの？って話になるんじゃないかい。もともと破天荒な所がウケているわけで、その点で言えば大した変わりはないと思うんだけど。
――それでも、美少女ゲームというものに抵抗のある人はいるのでは？
K.S. そう言われても、もともとが美少女ゲームの創作をしていたサイトだからねえ。元の鞘に戻るだけのことじゃないかな。
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この他にも話を聞きたかったのだが、K.S.氏はこの後、娘の見合い相手の選別とかで忙しいらしく、ここでインタビューは打ち切られた。
K.S.氏と別れた後、偶然にもリプレイにも出演されている、アイドルユニット「金玉娘」のお二人にお会いし、話を伺うことができた。この内容もお伝えしよう。
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アイドルユニット「金玉娘」の玉昼さん、町娘さん
ヒルズ近くの喫茶店にて。 |
――金旋リプレイが次回で最終回とのことですが。
玉昼 えへへ、知ってますよー。収録も終わりましたからねー。
町娘 でも、まさかあんな展開になるとは思わなかったわね。
――あんな展開とはどんな感じなのでしょう？
玉昼 おっと、それは見てのお楽しみですよー。
町娘 ヒントを言うなら……「あの人があんなことを！」ってところかしらね。
――急に最終回となってしまったことについて、どうお思いでしょうか。
町娘 残念ではあるけど、始まりがあれば終わりもいつか来るもの。仕方ないとしか言えないわね。
玉昼 おおー。知性を感じるコメントだぁ。
町娘 役柄がおバカな役だけどねー。全く、最初は配役を間違ったのかと思ったわよ。
玉昼 バカな役は頭良くないと出来ないって言うしー。そういう意味では適役だよねー！
――お二人の役柄については、どう思ってますか？
玉昼 頭のいい役って、なんか本当に頭良くなった気がするよね！ 難しい内容の台詞を覚えるのが大変だったけどー。
町娘 私はバカな設定のわりには、しっかり者っぽく演じられたと思うわ。なんというか、私のそのままの地で演じられたというか……。
玉昼 ……地がバカ？
町娘 違うわ！
――この作品がお二人の役者デビュー作品でしたが、今後、役者としての活動の予定は？
玉昼 予定はないですねー。役者も面白いと思いますけどー。
町娘 しばらくはアイドルに専念です。本業に戻ってしっかりと稼ぎますよ。
――最後に、ファンに向けてひとこと。
玉昼 えーと、そうですねー。アイドルに戻っても応援よろしくです！
町娘 夏にはライブツアーやりますんで！ 皆さん来てくださいね。
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笑顔が可愛らしい玉昼さん、知的な印象が魅力の町娘さんの二人ユニット『金玉娘』。両者のキャラクターの対比が際立っていた。これが作中では全く逆の役柄になってしまうのだから、面白いものである。
サマーライブツアー'08「ゴールデンボールガール！」のファンクラブ会員向けの限定チケットはもうすぐ予約開始とのこと。ファンは忘れずチェックしよう。
以上、緊急企画「金旋伝、ついに次回で終了！？」をお届けした。
途中、話が横道に反れたような気もするが……。それだけ急な話だということだ。ストーリーが佳境に差し掛かってきただけに、今回のこの時点での終了は実に残念である。その残念さを覆すだけの面白さを、最終回には期待したいところだ。次回更新の最終回を楽しみに待っていようではないか。
なお、今回お会いした「金玉娘」のお二人より、読者の方へ特別プレゼントがあります！
ライブツアー'08「ゴールデンボールガール！」のファンクラブ会員向けの限定プラチナチケットを特別に１名様にお贈りします。応募ページを用意したので、プレゼント希望者はこちらをクリックしてください。
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(2008年4月1日)
[Reported by 混江龍李俊]
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