浩之とあかりは、夏休みだということで海に来ていた。
ぎらぎらと照りつける太陽。
「暑いね、浩之ちゃん」
「…夏だからな」
あかりが屋台の焼き鳥屋で何かを買ったようだ。
「この串焼き、おいしいね」
「…ハツだからな」
「このビーチパラソル、ちゃんと刺さってないから倒れそう…」
「…雑だからな。俺が刺したから」
「あれ、あんなところで的当てしてるよ」
「…ダーツだからな、あれは」
「みてみて、見たことないお金」
「…バーツだからな」
「あれ?こんなボロ布、持ってきたっけ?」
「…シャツだからな。俺の(怒)」
「そういえば、十二支で卯の次って…」
「…辰だからな」
「ぬおおおおおおおおおおおおお!」
奇声をあげて走り回るセバスチャン。
「セバスチャンって、気合入ってるね」
「…喝!だからな」
おそまつ。
…よく考えたら、ほとんど海じゃなくてもいいネタ(^^;